減へることの無ない日焼ひやけ止どめ
扇風機せんぷうきの前まえを独ひとり占じめ
"縁えんもゆかりも無ない運命うんめい''
目めを逸そらした
溢あふれだしそうな瓶びんラムネ
隠かくすと決きめたこの本音ほんね
咲さくはずのない花はなの種たね
そう思おもってた
誰だれも彼かれも見みたことのない小説しょうせつを
僕ぼくは書かけるかな?
溢あふれ出だしたこの感情かんじょうは
原稿げんこう用紙ようしになんか収おさまんないや
この夏なつの主人公しゅじんこうは誰だれでもない、僕ぼくだ
走はしり書がくよ、読書どくしょ感想文かんそうぶん
窓際まどぎわでなる風鈴ふうりんが
没頭ぼっとうする僕ぼくを宥なだめるが
書かき綴つづるこの筆圧ひつあつは
強つよまるばかり
蝉せみが邪魔じゃまする「おはよう」と
夕ゆう焼やけ色いろの「また明日あした」
君きみの「」(かぎかっこ)全すべてを
こぼしたくない
誰だれも彼かれも予想よそうできない結末けつまつを
僕ぼくに書かかせてよ
"印象的いんしょうてきな場面ばめん"と言いわれましても
選えらべないや「全部ぜんぶ」なんだから!
でも最後さいごの2文字もじが書かけやしないんだ
どうしたんだ、僕ぼくの感情かんじょう
信しんじて欲ほしいんだ、根拠こんきょはないけど
この夏なつを僕ぼくに任まかせてよ、さあ
溢あふれ出だしたこの感情かんじょうは
原稿げんこう用紙ようしになんか収おさまんないや
この夏なつを通とおしてわかったことは
「僕ぼくは、君きみのことが好すきです。」
提出ていしゅつするよ、僕ぼくの感想文かんそうぶん
減heることのrukotono無naいi日焼hiyaけke止doめme
扇風機senpuukiのno前maeをwo独hitoりri占jiめme
"縁enもゆかりもmoyukarimo無naいi運命unmei''
目meをwo逸soらしたrashita
溢afuれだしそうなredashisouna瓶binラムネramune
隠kakuすとsuto決kiめたこのmetakono本音honne
咲saくはずのないkuhazunonai花hanaのno種tane
そうsou思omoってたtteta
誰dareもmo彼kareもmo見miたことのないtakotononai小説syousetsuをwo
僕bokuはha書kaけるかなkerukana?
溢afuれre出daしたこのshitakono感情kanjouはha
原稿genkou用紙youshiになんかninanka収osaまんないやmannaiya
このkono夏natsuのno主人公syujinkouはha誰dareでもないdemonai、僕bokuだda
走hashiりri書gaくよkuyo、読書dokusyo感想文kansoubun
窓際madogiwaでなるdenaru風鈴fuurinがga
没頭bottouするsuru僕bokuをwo宥nadaめるがmeruga
書kaきki綴tsuduるこのrukono筆圧hitsuatsuはha
強tsuyoまるばかりmarubakari
蝉semiがga邪魔jamaするsuru「おはようohayou」とto
夕yuu焼yaけke色iroのno「またmata明日ashita」
君kimiのno「」(かぎかっこkagikakko)全subeてをtewo
こぼしたくないkoboshitakunai
誰dareもmo彼kareもmo予想yosouできないdekinai結末ketsumatsuをwo
僕bokuにni書kaかせてよkaseteyo
"印象的insyoutekiなna場面bamen"とto言iわれましてもwaremashitemo
選eraべないやbenaiya「全部zenbu」なんだからnandakara!
でもdemo最後saigoのno2文字mojiがga書kaけやしないんだkeyashinainda
どうしたんだdoushitanda、僕bokuのno感情kanjou
信shinじてjite欲hoしいんだshiinda、根拠konkyoはないけどhanaikedo
このkono夏natsuをwo僕bokuにni任makaせてよseteyo、さあsaa
溢afuれre出daしたこのshitakono感情kanjouはha
原稿genkou用紙youshiになんかninanka収osaまんないやmannaiya
このkono夏natsuをwo通tooしてわかったことはshitewakattakotoha
「僕bokuはha、君kimiのことがnokotoga好suきですkidesu。」
提出teisyutsuするよsuruyo、僕bokuのno感想文kansoubun