儚きもの人間 歌詞 豚乙女 ふりがな付

怒いかりをめくれば悲かなしみが
怡い楽らくをめくれば喜よろこびが
次つぎから次つぎへとめくれてく
人ひとという名なの戯ざれ者もの

そばだてる壁かべの向むこう気きにして
目めを凝こらす ずぼらはないか?と
息詰いきづまる雁字搦がんじがらめの街まちで
魂たましい抜ぬけ出だし夜よるを翔かける

馴なれ合あいなんかはいりません
蹴落けおとしごっこ おままごとも
四しの五ごの全部ぜんぶ消けせるのなら
人ひとなんて捨すてる

すべて すべて すべて すべて
縁えん成じょう
声こえを千切ちぎり心こころ契ちぎり叫さけぶ

不ふ甲斐がいのなさは他人たにんのせい
それでもダメなら運うんのせい
世界せかいの終おわりはまだ来こない
誇ほこりのない生いき物もの

闇やみの中なか 心こころ解とき放はなたれて
飛とび回まわる幼子おさなごみたいに
軽薄けいはくな汚きたない音おともなくて
月つきと私わたしと夜よるを踊おどる

人間にんげんなんて儚はかなきもの
猛々たけだけしっこ 見みせ合あいっこ
身みの丈たけ合あった生いき様ざまなど
みんな忘わすれてる
すべて すべて すべて すべて
煩悩ぼんのう
今いまを捨すてて心こころ捨すててふける

馴なれ合あいなんかはいりません
蹴落けおとしごっこ おままごとも
四しの五ごの全部ぜんぶ消けせるのなら
人ひとなんて捨すてる

人間にんげんなんて儚はかなきもの
人間にんげんなんて儚はかなきもの
人間にんげんなんて儚はかなきもの
人ひとを捨すて思おもう

すべて すべて すべて すべて
縁えん成じょう
声こえを千切ちぎり心こころ契ちぎり叫さけぶ