「僕ぼくらには居場所いばしょなんていうモノが無ないからさ、
いつでもこの星ほしは一人ひとりきりの宇宙うちゅうだ」
どうやっても消けすことのできない悲かなしみは昨日きのうを駆かり立たてて
今日きょうも白しろい手首てくびに"生いきた証あかし"を刻きざむよ
ゲームのようにはいかない世界せかいで僕ぼくらはいつでも使つかい捨すて
残のこり少すくない生命ライフ削けずったら狂くるい出だしたようだ
「いつまで退屈たいくつな人生じんせいを謳歌おうかするつもり?」と囁ささやく
"終オワリ"ガ来クルヨ
君きみの亡骸なきがらと僕ぼくはキスをしたんだ
「もともと僕ぼくらは一ひとつの存在そんざいだったろう?」
膓はらわたに咲さいた薔薇ばらは美うつくしい朝露あさつゆの中なかで揺ゆれてる
「全部ぜんぶウソでしょ?この世界せかいみたいに」
「真まっ黒くろな地球儀ちきゅうぎの上うえを飛とぶ鴉からすたちは
一人ひとりきりじゃ死しぬことも出来できなくて 意志いしは薄弱はくじゃくだろ?」
抗あらがっても止やむことはない誹謗ひぼうと偽善ぎぜんのシュプレヒコールは
耳みみを塞ふさいだ僕ぼくらの心こころを切きり刻きざむよ
「君きみも僕ぼくと同おなじような破壊はかい衝動しょうどうを持もっているだろう?
この世界せかいはいつでも出鱈目でたらめで間違まちがいだらけなのに何なん十億じゅうおく年ねんも続つづいてる
なぜ"騙だまされている"と彼かれらは気きづけないんだ?」
朝アサハ来コナクテ
生憎あいにく 今いまから君きみの息いきの根ね、止とめんだ
「そもそも僕ぼくらは一人ひとりで死しぬからいいでしょ?」
膓はらわたに咲さいた薔薇ばらを抱だきしめて朝焼あさやけに消きえる意識いしきは
「全部ぜんぶ本当ほんとうさ」すべて嘘うそになるまでは
もう戻もどれないのさ
僕ぼくら[同おなじ]だから
絶望ぜつぼうのナイフが
「心臓シンゾウヲ貫ツラヌイタ」
君きみと僕ぼくはこの場所ばしょで呼吸いきをしていた
「もともと僕ぼくらは一ひとつの存在そんざいだったろう?」
膓はらわたに咲さいた薔薇ばらは美うつくしいこの世界せかいの中なかで揺ゆれる
「全部ぜんぶ嘘うそでしょ?」
"終おわり"が始はじまったら
僕ぼくの亡骸なきがらに君きみはキスをして
「さよなら」
いつか、また会あえる日ひまで
本当ほんとうに死しんでるのは僕ぼくだったことに気きづいて眠ねむりに就つくよ
全部ぜんぶ嘘うそだろう、終おわる世界せかいの中なかで
やがて明あけてく夜よるに飲のみ込こまれ消きえていく
「僕bokuらにはraniha居場所ibasyoなんていうnanteiuモノmonoがga無naいからさikarasa、
いつでもこのitsudemokono星hoshiはha一人hitoriきりのkirino宇宙uchuuだda」
どうやってもdouyattemo消keすことのできないsukotonodekinai悲kanaしみはshimiha昨日kinouをwo駆kaりri立taててtete
今日kyouもmo白shiroいi手首tekubiにni"生iきたkita証akashi"をwo刻kizaむよmuyo
ゲgeームmuのようにはいかないnoyounihaikanai世界sekaiでde僕bokuらはいつでもrahaitsudemo使tsukaいi捨suてte
残nokoりri少sukuないnai生命raifu削kezuったらttara狂kuruいi出daしたようだshitayouda
「いつまでitsumade退屈taikutsuなna人生jinseiをwo謳歌oukaするつもりsurutsumori?」とto囁sasayaくku
"終oワリwari"ガga来kuルヨruyo
君kimiのno亡骸nakigaraとto僕bokuはhaキスkisuをしたんだwoshitanda
「もともとmotomoto僕bokuらはraha一hitoつのtsuno存在sonzaiだったろうdattarou?」
膓harawataにni咲saいたita薔薇baraはha美utsukuしいshii朝露asatsuyuのno中nakaでde揺yuれてるreteru
「全部zenbuウソusoでしょdesyo?このkono世界sekaiみたいにmitaini」
「真maっxtu黒kuroなna地球儀chikyuugiのno上ueをwo飛toぶbu鴉karasuたちはtachiha
一人hitoriきりじゃkirija死shiぬこともnukotomo出来dekiなくてnakute 意志ishiはha薄弱hakujakuだろdaro?」
抗aragaってもttemo止yaむことはないmukotohanai誹謗hibouとto偽善gizenのnoシュプレヒコsyupurehikoールruはha
耳mimiをwo塞fusaいだida僕bokuらのrano心kokoroをwo切kiりri刻kizaむよmuyo
「君kimiもmo僕bokuとto同onaじようなjiyouna破壊hakai衝動syoudouをwo持moっているだろうtteirudarou?
このkono世界sekaiはいつでもhaitsudemo出鱈目detarameでde間違machigaいだらけなのにidarakenanoni何nan十億juuoku年nenもmo続tsuduいてるiteru
なぜnaze"騙damaされているsareteiru"とto彼kareらはraha気kiづけないんだdukenainda?」
朝asaハha来koナクテnakute
生憎ainiku 今imaからkara君kimiのno息ikiのno根ne、止toめんだmenda
「そもそもsomosomo僕bokuらはraha一人hitoriでde死shiぬからいいでしょnukaraiidesyo?」
膓harawataにni咲saいたita薔薇baraをwo抱daきしめてkishimete朝焼asayaけにkeni消kiえるeru意識ishikiはha
「全部zenbu本当hontouさsa」すべてsubete嘘usoになるまではninarumadeha
もうmou戻modoれないのさrenainosa
僕bokuらra[同onaじji]だからdakara
絶望zetsubouのnoナイフnaifuがga
「心臓shinzouヲwo貫tsuranuイタita」
君kimiとto僕bokuはこのhakono場所basyoでde呼吸ikiをしていたwoshiteita
「もともとmotomoto僕bokuらはraha一hitoつのtsuno存在sonzaiだったろうdattarou?」
膓harawataにni咲saいたita薔薇baraはha美utsukuしいこのshiikono世界sekaiのno中nakaでde揺yuれるreru
「全部zenbu嘘usoでしょdesyo?」
"終oわりwari"がga始hajiまったらmattara
僕bokuのno亡骸nakigaraにni君kimiはhaキスkisuをしてwoshite
「さよならsayonara」
いつかitsuka、またmata会aえるeru日hiまでmade
本当hontouにni死shiんでるのはnderunoha僕bokuだったことにdattakotoni気kiづいてduite眠nemuりにrini就tsuくよkuyo
全部zenbu嘘usoだろうdarou、終oわるwaru世界sekaiのno中nakaでde
やがてyagate明aけてくketeku夜yoruにni飲noみmi込koまれmare消kiえていくeteiku