船頭小唄 歌詞
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同おなじお前まえも 枯かれすすき
どうせ二人ふたりは この世よでは
花はなの咲さかない 枯かれすすき
死しぬも生いきるも ねえおまえ
水みずの流ながれに 何なに変かわろ
おれもお前まえも 利根川とねがわの
船ふねの船頭せんどうで 暮くらそうよ
枯かれた真菰まこもに 照てらしてる
潮来いたこ出島でじまの お月つきさん
わたしゃこれから 利根川とねがわの
船ふねの船頭せんどうで 暮くらすのよ
馬骨
2023/02/14 06:16
1921年(大正10年)野口雨情作詞、中山晋平の歌の2007年(平成19年)リリース、の歌である・・名曲を歌の名人が唄っているので、この歌の内容の解説はいらないであろう・・ただ三橋の1955年(昭和30年)矢野亮作詞、吉田矢健治作曲のアンサーソング的な船頭小唄が未発表のまま埋もれている・・船は浮き物俺らは根無し、花は咲かぬと諦めた、利根の水面を流れて流す・・を聞いてこの歌も、この船頭にも、花を咲かせてあげたい気がした・・