太陽のうた 歌詞 鈴村健一 ふりがな付

広ひろい広ひろい宇宙うちゅうに　ぼくは小ちいさな使命しめいをもって生うまれた
奇跡きせきを越こえて　はじまる物語ものがたり
祝福しゅくふくと期待きたいをうけて

いつのまにかあたりは　数多あまたの輝かがやき満みちあふれ
柔やわらかな声こえ　幸しあわせ育はぐくんで　大おおきくなるぼくの姿すがた

ずっとこのまま　でも違ちがってた
告つげられた自由じゆう　出会であいと別わかれ

みんな　ひとりぼっちで生いきていくことを知しった
いまはまだ　無邪気むじゃきなおもい　ひきとめるけど
きっといつか　ぼくだけが背負せおった使命しめい
その意味いみを探さがし出だすための　旅立たびだち

無造作むぞうさに放はなつ光ひかりは飛とび散ちって
空白くうはくの闇やみを泳およいでた


退屈たいくつにも似にていた　あてどなく過すぎゆく時代じだい
ぼくが照てらした光ひかりはだれのため
ただ答こたえを求もとめていた

だけどみつけた　すぐにわかった
青白あおじろい光ひかり　ひかれあう光ひかり　そうさ

あなたを照てらすこと　たった一ひとつの感情かんじょうが
今いま　ぼくを明日あすへと突つき動うごかす力ちから
もっともっと優やさしい自分じぶんになれるだろう
そこにいる　それだけでぼくは変かわれる

まっすぐに伸のびた光ひかりはいつしか
にじんでた世界せかい　彩いろどった


生うまれてきた意味いみはまだわからない
なにが　間違まちがいで　正ただしいのか
それでも信しんじたい　答こたえはきっと
ぼくにしか　決きめられないもの

だれかを照てらすこと　それは自分じぶんを照てらすこと
温ぬくもりが　こころをそっと重かさねてくれる
いつまでも　ぼくはぼくのままでいよう
目めに映うつる　すべてのこと　愛あいせるように

ぼくの物語ものがたりはまだ続つづいてく
次つぎの目的地もくてきちの景色けしきが　ほら見みえてきた

未来みらいは選えらぶと決きめたんだ