よみ:きみをわすれた
君を忘れた 歌詞
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家の裏でマンボウが死んでるP feat. 初音ミク
- 2016.2.3 リリース
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狭せまい 深ふかい 森もりの世界せかいに囚とらわれて
天狗てんぐの少年しょうねんの目めは死しんでいた
しかし ある日ひ 茂しげみから聞きこえた鳴なき声ごえが
少年しょうねんの生いき方かたを変かえることになる
茂しげる草くさの奥おくには傷きずついた獣けもの
ではなく鼻血はなぢを垂たれた人間にんげん
鳴なき声ごえに聞きこえたあの音おとは
呼吸こきゅうで鼻はながピーピー鳴なる現象げんしょう
天狗てんぐがここを出でられないように
人間にんげんもここにいではいけない
森もりの掟おきて"天狗てんぐを見みた人間にんげんには死しを"
どうも好すきにはなれない決きまりだ
他ほかの天狗てんぐに見みつかる前まえに逃にがしたいが
人間にんげんは足あしを怪我けがしていた
大人おとなには隠かくれおっさんを飼育しいく
かわいくない汚きたない あと世知辛せちがらい
明日あしたはタバコとヨガマット持もってきて」
わがまま言いうんじゃありません!
少年しょうねんは出会であいも激情げきじょうも夢ゆめも
現状げんじょうに抗あらがうことも諦あきらめていた
人間にんげんはそれを許ゆるせなかったのだろう
人間界にんげんかいの話はなしを毎日聞まいにちきかせた
少年しょうねんの目めに光ひかりが灯ともる
飛とび出だす勇気ゆうきが湧わき上あがる
そこには何なにもかもあるように思おもえたから
弱よわっていた人間にんげんも徐々じょじょに
明あかるくなり怪我けがも癒いえていく
しかしなぜかここに来きた理由りゆうは話はなさなかった
やがて二人ふたりに別わかれが訪おとずれた
涙なみだはない 笑わらって 再開さいかいを誓ちかう
気きが緩ゆるんだのはしかたないことだろう
気きづけば天狗てんぐたちに囲かこまれていた
彼かれらは無慈悲むじひに殺意さついを向むける
少年しょうねんと違ちがい人間にんげんは抗あらがわなかった
「お前まえに会あって希望きぼうを取とり戻もどせたが
俺おれは元々死もともとしぬためにここにきた」
「殺ころしちゃダメだ」声こえの限かぎり叫さけぶ
願ねがいは通つうじたがその条件じょうけんは
互たがいの記憶きおくを消けすこと
少年しょうねんに手渡てわたされたのは
射いった者ものと射いられた者もの
互たがいに関かんする記憶きおくを失うしなう矢や
少年しょうねんを忘わすれればまた死しに向むかう
少年しょうねんも死しんだ目めに逆戻ぎゃくもどり
結局けっきょくこの矢やは互たがいを殺ころす
躊躇ちゅうちょする少年しょうねんに人間にんげんは「早はやく射いれ」と笑わらった
「俺おれたちは弱よわい この心こころは
いつも世界せかいに押おしつぶされた
自分じぶんじゃ自分じぶんを変かえられなかった
こんな痛いたいのに変かわれなかった
でも時ときに容易たやすく、誰だれかに変かえてもらえる
それは一人ひとりでは気きづけないこと
でも俺おれたちはそれを教おしえ合あった
だからもう大丈夫だいじょうぶだ」
口くちにしたのは同おなじ言葉ことばだった
「俺おれを忘わすれても、その想おもいだけは忘わすれるな」
その約束やくそくは胸むねに刺ささった
しっかりと刺ささった
天狗てんぐの少年しょうねんの目めは死しんでいた
しかし ある日ひ 茂しげみから聞きこえた鳴なき声ごえが
少年しょうねんの生いき方かたを変かえることになる
茂しげる草くさの奥おくには傷きずついた獣けもの
ではなく鼻血はなぢを垂たれた人間にんげん
鳴なき声ごえに聞きこえたあの音おとは
呼吸こきゅうで鼻はながピーピー鳴なる現象げんしょう
天狗てんぐがここを出でられないように
人間にんげんもここにいではいけない
森もりの掟おきて"天狗てんぐを見みた人間にんげんには死しを"
どうも好すきにはなれない決きまりだ
他ほかの天狗てんぐに見みつかる前まえに逃にがしたいが
人間にんげんは足あしを怪我けがしていた
大人おとなには隠かくれおっさんを飼育しいく
かわいくない汚きたない あと世知辛せちがらい
明日あしたはタバコとヨガマット持もってきて」
わがまま言いうんじゃありません!
少年しょうねんは出会であいも激情げきじょうも夢ゆめも
現状げんじょうに抗あらがうことも諦あきらめていた
人間にんげんはそれを許ゆるせなかったのだろう
人間界にんげんかいの話はなしを毎日聞まいにちきかせた
少年しょうねんの目めに光ひかりが灯ともる
飛とび出だす勇気ゆうきが湧わき上あがる
そこには何なにもかもあるように思おもえたから
弱よわっていた人間にんげんも徐々じょじょに
明あかるくなり怪我けがも癒いえていく
しかしなぜかここに来きた理由りゆうは話はなさなかった
やがて二人ふたりに別わかれが訪おとずれた
涙なみだはない 笑わらって 再開さいかいを誓ちかう
気きが緩ゆるんだのはしかたないことだろう
気きづけば天狗てんぐたちに囲かこまれていた
彼かれらは無慈悲むじひに殺意さついを向むける
少年しょうねんと違ちがい人間にんげんは抗あらがわなかった
「お前まえに会あって希望きぼうを取とり戻もどせたが
俺おれは元々死もともとしぬためにここにきた」
「殺ころしちゃダメだ」声こえの限かぎり叫さけぶ
願ねがいは通つうじたがその条件じょうけんは
互たがいの記憶きおくを消けすこと
少年しょうねんに手渡てわたされたのは
射いった者ものと射いられた者もの
互たがいに関かんする記憶きおくを失うしなう矢や
少年しょうねんを忘わすれればまた死しに向むかう
少年しょうねんも死しんだ目めに逆戻ぎゃくもどり
結局けっきょくこの矢やは互たがいを殺ころす
躊躇ちゅうちょする少年しょうねんに人間にんげんは「早はやく射いれ」と笑わらった
「俺おれたちは弱よわい この心こころは
いつも世界せかいに押おしつぶされた
自分じぶんじゃ自分じぶんを変かえられなかった
こんな痛いたいのに変かわれなかった
でも時ときに容易たやすく、誰だれかに変かえてもらえる
それは一人ひとりでは気きづけないこと
でも俺おれたちはそれを教おしえ合あった
だからもう大丈夫だいじょうぶだ」
口くちにしたのは同おなじ言葉ことばだった
「俺おれを忘わすれても、その想おもいだけは忘わすれるな」
その約束やくそくは胸むねに刺ささった
しっかりと刺ささった