『0』 歌詞 Half time Old ふりがな付

1秒びょう先さきで待まってるよ きっと想像そうぞう通どおりさ
この先さき経路けいろ不明ふめいのこの身みに
何なにが起おころうと恐おそれないと
1秒前びょうまえで見送みおくった途端とたん 消きえていく人々ひとびと
この先さきでいつかまた逢あえたなら
今度こんどこそ繋つなげよう

切きり刻きざんだ関係かんけいとかも 腹はらを割わって話はなしたあの事ことも
僕ぼくは心こころに残のこしときたい 何一なにひとつ忘わすれてたくはない
記憶きおくは僕ぼくに黙だまって勝手かってに悪わるい事ことを隠かくそうとする
だから嫌きらいだったはずの人ひとともへーづらして喋しゃべれるようになる

これはいい事こと? いや、悪わるい事こと?
どうでもいい事こと? んなこと言いうなよ
数分すうふんの曲きょくで答こたえを出だすってのに無理むりがあったな

1分いっぷん先さきの妄想もうそうはずっと 利己りこ主義しゅぎのままだから
見みていたい物ものを見みるために
犠牲ぎせいの一ひとつ二ふたつ厭いとわないと
1分前いっぷんまえで涙なみだする僕ぼくは 既すでに他人たにんとか
この先さきでいつかまた逢あえたなら
今度こんどこそ連つれていくよ

忘わすれるまでは覚おぼえとけよ
地元じもとの地名ちめいくらい覚おぼえとけよ
住すんでみて初はじめて見みつかるような裏道うらみちもあるんだってさ
他人ひとからせっせと集あつめた情報じょうほうは結果けっか情報じょうほうでしかなく
でも大好だいすきだったはずの街並まちなみもネットで見みれれば満足まんぞくで

これはいいのか? いや悪わるいのか?
どうでもいいとか、んな事こと聞きいてない
感性かんせいを失うしなった情緒じょうちょなんてさ無理むりがあんだよ

1日にち先さきで屯たむろする不安ふあんに どう向むかえばいい
認したためてた果はたし状じょうを片手かたてに
さぁここからだとただ息いきを巻まいて
1日前にちまえの僕ぼくはもう ここに来きてるというなら
オモテナシなんて流暢りゅうちょうなこと
言いっている暇ひまなんてものもないのだろう

明日あしたってどんなもんなんだ
マニュアルもない
単三たんさんで動うごく時間じかんなんて
嫌いやになんな
ねぇ一斉いっせいに合図あいずだしていこう
世界中せかいじゅうでほらでかいでかいでかいでかい光ひかり
何年先なんねんさきも待まっててよ きっとそのままでいてよ
どれだけかかったってこの目めに
映うつる日ひをただここに誓ちかおうと
何年前なんねんまえに見送みおくって以来いらい 消きえていった人々ひとびと
記憶きおくの片隅かたすみだって今いまでも
忘わすれることはないと仮定かていして

1000年後ねんごでも覚おぼえときたい
ここにいた事ことを覚おぼえときたい