二人で決めた道 歌詞 はなわ ふりがな付

きっと僕ぼくらは何なにも変かわらず 浅草あさくさの劇場げきじょうで
粋いきな笑わらいを ただ求もとめ 立たち続つづけるだろう
漫才まんざい以外いがいには何なんにも できない僕等ぼくらだから
今日きょうも歩あゆみ続つづけよう 二人ふたりで決きめた生いきる道みち

名前なまえも知しらない師匠ししょうの 着物きものをたたで
客席きゃくせきを覗のぞけば 年寄としよりばかりさ
こんなはずじゃなかったと 自問自答じもんじとうの繰くり返かえし
この街まちを好すきになんて なれなかった

それでも仕事しごとなど 他ほかにはないら
毎日まいにちただ必死ひっしに 舞台ぶたいに立たち続つづけた
やめる勇気ゆうきがないなら 続つづける勇気ゆうきを持もとう
気付きづけば笑わらい声ごえ 増ふえ始はじめた

きっと僕ぼくらは何なにも変かわらず 浅草あさくさの劇場げきじょうで
粋いきな笑わらいをただ求もとめ 立たち続つづけるだろう
この街まちが小ちいさな僕等ぼくらを 育そだててくれたから
明日あしたも歩あゆみ続つづけよう 二人ふたりで決きめた生いきる道みち

一緒いっしょにしのぎを削けずった 仲間なかまも気きづば
別べつの幸しあわせを求もとめて 田舎いなかに帰かえった
どんなに揺ゆさぶられても 自分じぶんを信しんじていれば
前まえに進すすんで行いけると 気付きづかされた

そして僕等ぼくらは汗あせも涙なみだも 笑わらいも喜きも
すべて知しってる この街まちが
いつの日ひか 好すきになっていた

ずっと前まえから何なにも変かわらない 浅草あさくさのこの空そらは
いつも力ちからと勇気ゆうきを 与あたえてくれるだろう
休やすむ暇ひまがないほど忙いそがしい 毎日まいにちに追おわれても
必かならず立たち続つづけよう 使命しめいと決きめた道みちだから

きっと僕ぼくらは何なにも変かわらず 浅草あさくさの劇場げきじょうで
いつまでも歩あゆみ続つづけよう 二人ふたりで決きめた生いきる道みち
二人ふたりで決きめた生いきる道みち