よみ:ぞうかとうそ
造花と嘘 歌詞
友情
感動
恋愛
元気
結果
- 文字サイズ
- ふりがな
- ダークモード
僕ぼくが僕ぼくで在あるため守まもるもの、
居場所いばしょの為無ためなくしたもの。
どちらも僕ぼくには上手うまく量はかれずに
消きえ入いりそうな声こえで叫さけんでた。
「此処ここに居いたい」
抱かかえ、纏まとった嘘うその重おもさで上手うまく立たてない。
僕ぼくは必要ひつようとされる為ためならそれで良よかった。
ただ、
傷付きずつけることなんかより
傷付きずつくほうが楽らくで
“此処ここに居いる不確ふたしかさ”
それだけが怖こわかったんだ。
手てのひらから溢あふれる砂すなのように
すり抜ぬけてく自分自身じぶんじしん。
上手うまくやり過すごしていく器用きようさを
僕ぼくは手てにしてたつもりだった。
不完全ふかんぜんな部分ぶぶんを見みせられず
作つくり物もの花はなびら身みにつけて、
枯かれることも出来できない僕ぼくは
消きえ入はいりそうな声こえで叫さけんでた。
「此処ここに居いたい」
塞ふさぎ、自分じぶんを押おし殺ころしてた。それでよかった。
全部必要ぜんぶひつようとされたいからだった。
僕ぼくが僕ぼくで在あるために――。
手てのひらから溢あふれる砂すなのように
すり抜ぬけてく自分自身じぶんじしん。
ここに居いて良いいと、それだけの人ひとと
言いえるような僕ぼくはまだいないけど
僕ぼくが僕ぼくで在あるため守まもるもの、
居場所いばしょの為無ためなくしたものでさえ背負せおってくよ。
それしか出来できない。
君きみに届とどくように叫さけんでる。
「此処ここに居いるよ」
居場所いばしょの為無ためなくしたもの。
どちらも僕ぼくには上手うまく量はかれずに
消きえ入いりそうな声こえで叫さけんでた。
「此処ここに居いたい」
抱かかえ、纏まとった嘘うその重おもさで上手うまく立たてない。
僕ぼくは必要ひつようとされる為ためならそれで良よかった。
ただ、
傷付きずつけることなんかより
傷付きずつくほうが楽らくで
“此処ここに居いる不確ふたしかさ”
それだけが怖こわかったんだ。
手てのひらから溢あふれる砂すなのように
すり抜ぬけてく自分自身じぶんじしん。
上手うまくやり過すごしていく器用きようさを
僕ぼくは手てにしてたつもりだった。
不完全ふかんぜんな部分ぶぶんを見みせられず
作つくり物もの花はなびら身みにつけて、
枯かれることも出来できない僕ぼくは
消きえ入はいりそうな声こえで叫さけんでた。
「此処ここに居いたい」
塞ふさぎ、自分じぶんを押おし殺ころしてた。それでよかった。
全部必要ぜんぶひつようとされたいからだった。
僕ぼくが僕ぼくで在あるために――。
手てのひらから溢あふれる砂すなのように
すり抜ぬけてく自分自身じぶんじしん。
ここに居いて良いいと、それだけの人ひとと
言いえるような僕ぼくはまだいないけど
僕ぼくが僕ぼくで在あるため守まもるもの、
居場所いばしょの為無ためなくしたものでさえ背負せおってくよ。
それしか出来できない。
君きみに届とどくように叫さけんでる。
「此処ここに居いるよ」