エンドロールから始まるから 歌詞 草野華余子 ふりがな付

両手りょうてでは 抱かかえ切きれない数かずの 別わかれの後あと
通とおり雨あめじゃ 隠かくし切きれない程ほどの 涙なみだの跡あと

強つよくなったつもりでいたよ
脆もろい心こころに鎧よろいを着きせて
どれだけ傷付きずついても 守まもりたいものに
出逢であいすぎてしまったな

叶かなわなかった夢ゆめを 果はたせなかった約束やくそくを
後悔こうかいする暇ひまもないままに 駆かけ抜ぬけた群青ぐんじょう
さよならの向むこう側がわに 新あたらしい日々ひびが待まってるなら
エンドロールが流ながれるうちに 涙なみだが乾かわくといい
それでも毎日まいにちは続つづく

大切たいせつも想おもい出でも薄うすれていく 悲かなしい生いき物ものさ
それはきっと 新あたらしい始はじまりを迎むかえるための忘わすれ物もの

君きみと見みた朝焼あさやけを 泣なき腫はらした瞼まぶたを
忘わすれたくなくて歌うたにしては 過去かこに出来できずにいる

傾かたむき続つづける砂時計すなどけい 擦すり減へる心こころと身体からだ引ひきずり
生いき急いそぐ 正解せいかいもないままに
だけど確たしかに積つみ重かさなった 失敗しっぱいや後悔こうかいを糧かてにして
辿たどり着ついた今日きょうがある

強つよくなったつもりでいたよ
独ひとりじゃ何なにも出来できないくせに
沢山たくさんの優やさしさと 守まもりたいものに
出逢であえて ここにいる

叶かなわなかった夢ゆめも 果はたせなかった約束やくそくも
ひとつだって無駄むだにしないために 生いき抜ぬいてきたんだから
さぁ、さよならの向むこう側がわに 新あたらしい日々ひびが待まってるから
エンドロールからまた始はじめよう 笑顔えがおで手てを振ふるよ
忘わすれないよ my dear “endrolls”