主語が自分 歌詞 一二三 ふりがな付

少すこしくらいあたしの話はなしを 聞きいて
飛とび交かう怒号どごうに うんざりよ
そんな強つよい言葉ことばで 殴打おうだ
心こころごと 消耗しょうもうしている

貴方あなたの言葉ことばの中なかには ずっと
あたしのこと なんて 無なくて
いつからか 自分じぶんのことばっか
あたし置おいてけぼりだわ

前まえは一番いちばんに考かんがえてくれてたのにさ
痛いたいって 声こえすら 踏ふみつぶす 鬼おにみたいね

分ぶんからないよな 貴方あなたじゃ
きっと 何なにも思おもってないんでしょう?
傍そばに居いたって 感かんじる
あたしの“寂さびしい”に きっと 気き付つけない
笑わらって 笑わらって ぬるい今日きょうを なぞる会話かいわがしたい
変かわった 変かわった貴方あなたが 憎にくたらしいみたいだ

角かどの様ような 本性ほんしょうが せり出だした
優やさしい顔かお 被こうむっていた
冷ひえた目めで 怒鳴どなりだしたり
打うち付つけた 感情かんじょうの痣あざ

隠かくし事ごとも 不安ふあんになることも
言いい訳わけ 逃にげるくせしてさ
あたしの 嘘うそや我儘わがままは
少すこしも 許ゆるしてくれないね

魔まが差さした だとか
ずいぶん 都合つごういいじゃん
ならあたしが払はらって あげようか?
もう二に度どと 貴方あなたから 心こころ 削けずられない様ように

隙すきを与あたえてしまった あたしのせいかしら?
与あたえすぎた好すきで 肥大ひだいしてんのかしら?

「悪わるいのはそっちだ」って
幼稚ようちな遊あそびに よく似にた
責任せきにんの鬼おにごっこ
追おいかけ 追おわれと 平手打ひらてうち

分ぶんからないよな 貴方あなたじゃ
きっと 何なにも思おもってないんでしょう?
悪わるいのは どちらだろう
きっと 最後さいごに折おれた方ほうなんでしょう
「辛つらい」「嫌いやだ」「苦くるしい」 ぜんぶ 主語しゅごが自分じぶん
「我慢がまんしてあげてるから上手うまくいってた」とか
あたしが 俺おれが 貴方あなたが お前まえが

さよならを 言いうわ!