君色、僕色 歌詞 鈴木このみ,伊東歌詞太郎 アニメ「異世界かるてっと3」 エンディングテーマ ふりがな付

ふと 立たち止どまり 思おもった
「自分じぶんって何なになんだろう?」
ヨレヨレのカバンの中なか
小ちいさい孤独こどく 背負せおって

未来みらいをぼやけさせる
「不安ふあん」という名なの霧きりは
空そらが青あおいのに
なかなか晴はれてくれないな

体からだはだるく 足あしは重おもく
思考しこうは鈍にぶく だけどなんでだろう
ウザいくらい ざわついてるこの心こころ

君きみは君きみで 僕ぼくは僕ぼくで
一人一人ひとりひとり 別べつの世界せかいがあって
きっと何者なにものかになれるように
望のぞんで歩あるいていた

君きみは君きみで 僕ぼくは僕ぼくで
みんなそれぞれ 特別とくべつを探さがして
背負しょってるこいつも いつの日ひか
特別とくべつな 僕ぼくだけの色いろになるのかな

いつからかポケットの奥おくで
忘わすれられてた
しわくちゃに丸まるまった
白しろい地図ちずを広ひろげた

「可能性かのうせいは無限大むげんだい」だとか よく言いわれるけど
それと同おなじだけ 悩なやみは
付つきまとってくるな

弱よわさ隠かくし 強つよがったり
明あかるい未来みらい 夢見ゆめみてみたり
きっとみんなも
そうして生いきてるはずさ

君きみは君きみで 僕ぼくは僕ぼくで
一人一人ひとりひとり 違ちがう理想りそうを持もって
誰だれかにとっては くだらなくても
自分じぶんの大事だいじなもの

君きみは君きみで 僕ぼくは僕ぼくで
だけどいつか 認みとめ合あえるときが
くるはずだから
それまでは 不安ふあんでも
止とまらずに 歩あるいてみようよ

せーのでスタート切きっても
いつの間まに離はなれ離ばなれ
姿すがたが見みえなくなったときも
きっと このメロディーは聴きこえるから

君きみは君きみで 僕ぼくは僕ぼくで
一人一人ひとりひとり 別べつの世界せかいがあって
きっと何者なにものかになれるように
望のぞんで歩あるいていた

君きみは君きみで 僕ぼくは僕ぼくで
みんなそれぞれ 特別とくべつを探さがして
背負しょってるこいつも いつかきっと
「らしさ」という 僕ぼくだけの色いろに変かわるように
その世界せかいは 少すこしずつ 君色きみいろに変かわるよ