morphium 歌詞 hardnuts ふりがな付

窓まどを開あけて 目めを細ほそめる
街まちを駆かける光ひかりも
風かぜに乗のって消きえるような
絶たえ間まない夢ゆめを見みる

言葉ことばだって要いらないくらい
世界せかいが終おわる速度そくどで
分わかり合あってしまえば
誰だれも傷きずつかなかったでしょう?

形けいも残のこせないなら、いつかは。

その手てで切きり裂さいて
足たりない空想くうそうを探さがすけれど
それでも光ひかりは消きえないで
治なおらない熱病ねつびょうの中なかにいる

思おもい出だして それはいつか
飾かざらない午後ごごの匂におい
覚おぼえた欲望よくぼうで僕ぼくら汚けがれていく

モルヒネ、溶とけ出だして 形かたちも残のこさないでいて

「いつかは」その声こえを切きり裂さいて
足たりない空想くうそうを探さがすけれど
それでも ただ笑わらっていて!
君きみは眩まぶしい場所ばしょで言いう

「いつから僕ぼくらは間違まちがった?」
足たりない本能ほんのうで首くびを振ふって
それでも 光ひかりは消きえないで
治なおらない熱病ねつびょうの中なかにいる
君きみはもう