夕食 歌詞 KAFUNÉ ふりがな付

靡なびいた髪かみを透すかして
柔やわらかく映うつった夕日ゆうひが
霞かすみに溶とけた

運命うんめいとまとめてしまえば
何なん千ぜん何なん万まんの幸不幸こうふこうを
あの日ひの君きみの心こころ
今いまの僕ぼくらの軌跡きせきが
神様かみさまの一人占ひとりじめみたいで
嫌いやだ

運命うんめいじゃなくてさ
何なん万まん何なん億おくの思おもい出で
今日きょうのご飯はんの味あじ
未来みらいの僕ぼくらをまとめて
二人ふたりの胸むねの中なか一杯いっぱいにしとこ

手てを合あわすよ
テーブルの上うえの愛情あいじょう
お互たがいの笑顔えがおを隠かくし味あじに
一緒いっしょに味あじわおう
手てを繋つないで
抱かかえきれない君きみの不幸ふこうの
当事者とうじしゃでいさせて
夕食ゆうしょくは何食なんしょくべる?

偶然ぐうぜんとまとめてしまうには
何なん千ぜん何なん万まん通とおりの僕ぼくらを
昨日きのうの憂鬱ゆううつを
愛あいすべき二人ふたりにした事こと
その愚おろかさすら
きっと光ひかりそのものだったと思おもう

君きみが連つれてきた夕凪ゆうなぎ
軽かろやかに息いきをする
脳のうを過よぎる不安ふあんや不幸ふこうを
解ときほぐして
最初さいしょから
なかった事ことにしてくれる
明日あしたは何処どこ行いこうか

目めを合あわすよ
目めまぐるしい日々ひびの合間あいま
お互たがいの表情ひょうじょうを見みて悟さとってみて
ケーキでも買かおう
手てを繋つないで
数かぞえきれない君きみの幸福こうふくの
当事者とうじしゃでいさせて
夕食ゆうしょくは何食なんしょくべる?

少すこしずつ変かわっていく
難むずかしい世界せかい
変かわらない夕食ゆうしょくと
手ての温ぬくもりだけで
きっとまだ生いきていけるから

ねぇ

手てを合あわすよ
テーブルの上うえの愛情あいじょう
お互たがいの笑顔えがおを隠かくし味あじに
一緒いっしょに味あじわおう
手てを繋つないで
抱かかえきれない君きみの不幸ふこうの
当事者とうじしゃでいさせて
君きみが居いて初はじめて僕ぼくになる