黎明ノ詩 歌詞 TRiDENT ふりがな付

その手て伸のばして 果はてない空そらへ

月つきの舟ふね夢路ゆめじを辿たどる
明あけない夜よるに不安ふあんになって
振ふり返かえれど戻もどる道みちはない
立たち止どまれば失うしないそうで

言ことの葉はに乗のせた夢ゆめの欠片かけら
ゆらりゆらりと僕ぼくに舞まって
すくむ背中せなかを包つつんだ
あと少すこしもう少すこしと
いつか...いつか...と願ねがった

どれほど長ながくどれほど深ふかく
太陽たいようが沈しずんでしまっても
その日ひまで諦あきらめずに進すすみ続つづれば陽ひは登のぼると
僕ぼくらの夢ゆめも夜明よあけの朝あさも
逃にげないで僕ぼくらを待まってる
大丈夫だいじょうぶ、そう言いい聞きかせて
僕ぼくは今日きょうもここで歌うたうよ

狂くるった羅針盤らしんばん 無心むしんで漕こいでたオール
いつしかどこにいるのか
目指めざす先さきわからなくなって
No way!!!
フリーズした思考しこう
No way!!!
シャウトする心音しんおん
地図ちずはもういらない
嵐あらしを超こえた雲くもの先さきにはきっと星ほしたちが笑わらってる

忘わすれかけてた大切たいせつなこと
何なにのためにこの船ふね漕こぐのか
荒波あらなみを乗のり越こえるのはたった1つ信念しんねんを貫つらぬく者もの
誰だれかの「無理むり」に怯おびえたままじゃ守まもれない
溺おぼれてしまう前まえに
絶望ぜつぼうも弱よわい僕ぼくも全部ぜんぶ愛あいしてしまおう

長ながい長ながい長ながい夜よるを越こえて
君きみと巡めぐり会あいて
きっときっと笑わらい合あえる日々ひびを想おもって

どんな人生じんせい選えらんでも
悩なやみが尽つきることはない
全力ぜんりょくで走はしる日ひもあって
逃にげ出だしたくなる日ひもある
転ころんだ数かずにプラス1立たち上あがれればそれでいい
そうやって続つづく足跡あしあと信しんじて行いけ

抱だきしめた夢ゆめ 傷きずだらけの手て
離はなさずにここまで来きたから
大丈夫だいじょうぶ、頑張がんばったよ
この先さきどんな光ひかりが差さしても
奇跡きせきじゃなくて必然ひつぜんだったと言いえるように
今いまを生いき抜ぬいて
彼方かなたまで届とどく日ひまで
僕ぼくはずっとここで歌うたうよ
黎明れいめいの空そらへ