胸ぐら 歌詞 さとう。 ふりがな付

愛想尽あいそつきたはずなのに いまだに
慣なれてくれないのは 誰だれの声こえ?
電光でんこう板ばんが睨にらんでくる
何度なんども何度なんども見過みすごした3番ばんホーム
いいから黙だまってくれ
耳みみを塞ふさぐほど近ちかくなる怒号どごう
「周まわりは騙だませてもわかってんだぞ
現状げんじょう維持いじにあぐらをかいたお前まえなんぞ」

吐はいて、掃はいて、捨すてるほど
なんで、なんで、焦あせる鼓動こどう
相手あいてしてる暇ひまはないから
当あたり障さわりない人生じんせいをお望のぞみ
ならば Uターンを

予想よそうだにしない
勝算しょうさんもない ひたすら
一人ひとり分ぶんの道みちを作つくっている
できっこない
なんて冗談じょうだんじゃない!
憶測おくそくで語かたんないで、つまんない
選えらばれたわけじゃない
この手てで握にぎってこそ意味いみがあんだ
そこのけ、今いま、今いま、声こえの主ぬしを辿たどっている

その胸むなぐらまであとどれくらい?
最短さいたん距離きょりで行いきたいのに
足元あしもとぐらついてもう 立たってもいらんない
その胸むなぐらまであとどれくらい?
最高潮さいこうちょうを知しりたいのに
泣ないている暇ひまもないから
当あたり障さわりない人生じんせいが覆くつがえるほどの名めいシーンを

衝撃しょうげきのない
オチに満足まんぞくかい?
静しずかに抉えぐる言葉ことばも
懐なつかしいと思おもってしまうくらい
気きづけは乾かわきを欲ほっしている

予想よそうだにしない
勝算しょうさんもないひたすら
一人ひとり分ぶんの道みちを作つくっている
できっこない
なんて冗談じょうだんじゃない!
憶測おくそくで語かたんないで、つまんない
選えらぶほど余裕よゆうはない
根ねこそぎ全すべてを奪うばう覚悟かくご
そこのけ、いざ、いざ、あてはないが光ひかっている
そこのけ、今いま、今いま、手てを伸のばせば掴つかんでいる