よみ:あのひと
あのひと 歌詞
-
MANKAI STAGE『A3!』ACT3! 2025
- 2026.1.28 リリース
- 作詞
- 亀田真二郎
- 作曲
- Yu(vague)
- 編曲
- Yu(vague) , 綾部翔平
友情
感動
恋愛
元気
結果
- 文字サイズ
- ふりがな
- ダークモード
…………ははっ
幸夫ゆきお……
あの野郎やろう……
変かわらないな…………あの人ひとは……
俺おれにとって、おとぎ話ばなしのフェアリーゴッドマザーみたいな人ひとだった
あいつは俺おれにとってのヒーローだった
テレビショッピングの販売士はんばいしみたいなやつだった
あいつのこと……俺おれは嫌きらいだった……
あのひとのこと
俺おれの人生じんせいを変かえた
あのひとのこと
今いま、思おもい出だそう
小ちいさい頃ころからメルヘンでロマンチックなおとぎ話ばなしが大好だいすきだった。少女漫画しょうじょまんがのヒロインのような自分じぶんの名前なまえを気きに入いっていた。でも、周まわりの友人ゆうじんには理解りかいされない。笑わらわれバカにされ 好すきなものを好すきと言いえないもどかしさが、いつも胸むねの中なかでわだかまっていた
幼おさない頃ころからヒーローになりたかった! 高三こうさんの時とき、念願ねんがんだったオーディションに合格ごうかくし、特撮とくさつヒーロードラマの主演しゅえんに大だい抜擢ばってきされた! だが……十じゅう代だいで夢ゆめを叶かなえてしまった俺おれは、特撮とくさつドラマが終おわった後あと、完全かんぜんに燃もえ尽つきてしまった
両親りょうしんの影響えいきょうで、幼おさない頃ころからバレエと格闘技かくとうぎという両極端りょうきょくたんな二ふたつのものを習ならわされた。とりわけバレエで身体しんたい表現ひょうげんを学まなぶ中なかで、俺おれは舞台ぶたい芸術げいじゅつの世界せかいに魅了みりょうされた。だが、信しんじていた仲間なかまに笑わらわれたことがきっかけとなり、バレエや舞台ぶたい芸術げいじゅつの世界せかいと距離きょりを置おくようになった
大衆たいしゅう演劇えんげきの一家いっかに生うまれ、幼おさない頃ころから芸事げいごとを仕込しこまれる毎日まいにちだった。俺おれが演えんじたいのはド派手はでで破天荒はてんこうな傾奇かぶき者もの。しかし俺おれに回まわってくるのはいつも女形おんながたばかり……。どんなに研鑽けんさんを積つんでも、容姿ようししか見みてもらえないことに諦あきらめのようなむなしさを感かんじていた
あのひとのこと
俺おれの人生じんせいが変かわった
あの日ひのこと
今いまでも覚おぼえている
高校こうこう一いち年ねんの文化ぶんか祭さい……俺おれは幸夫ゆきおさんと演劇えんげきのファンになった。演出えんしゅつとして指示しじを出だす幸夫ゆきおさんはカッコよくて、舞台ぶたいの上うえはまるでおとぎ話ばなしの世界せかいのようにキラキラしていた
たまたま出演しゅつえんした舞台ぶたいの終演しゅうえん後ご……客きゃくとして来きていたあいつに声こえをかけられた
バイト先さきのショーパブで、立花たちばな幸夫ゆきおに出会であった
「劇団げきだんを立たち上あげたばかりで役者やくしゃを探さがしてるんだ。もし、紘ひろくんが俺おれの劇団げきだんの看板かんばん役者やくしゃになってくれたら、紘ひろくんは俺おれのヒーローだ! なんてね」
「実じつは善ぜんさんに最適さいてきな劇団げきだんがあるんですよ! とある有望ゆうぼうな演出家えんしゅつかが新あたらしく劇団げきだんを立たち上あげて、なんと劇げき団員だんいん大だい募集ぼしゅう中ちゅう! こんなお買かい得どくな機会きかいなかなかありませんよ!」
ある日ひ、幼馴染おさななじみの麗仁れいじが劇団げきだんを立たち上あげると聞きいてオーディションを受うけに行いった
「皆みなさんが俺おれの劇団げきだんに入はいってくれたらすごく嬉うれしいです。でも演劇えんげきをやることで皆みなさんの人生じんせいがめちゃくちゃになっても、俺おれは責任せきにん取とれません」
俺おれはその時とき、はっきりこの男おとこが嫌きらいだと自覚じかくした。だが……
「お、俺おれが女形おんながたまですか!? しかもこんな重要じゅうような役やくを……」
「どうして俺おれを傾奇かぶき者ものの役やくにしたんだ?」
「だって柊しゅうさんの中身なかみ、誰だれよりも男おとこらしいもん。かっこいい役やくやってほしい。逆ぎゃくに霞かすみは心こころがどこまでもヒロイン気質きしつだからさ、今回こんかいの役やくに絶対ぜったいに向むいてると思おもったんだ」
役者やくしゃとしての俺おれを理解りかいしてくれた……大だい嫌きらいなあいつ……
かけがえのない居い場所ばしょと新あたらしい夢ゆめを俺おれに与あたえてくれた
俺おれの視界しかいを一気いっきに広ひろげてくれた。俺おれの人生じんせいのヒーロー
俺おれの願ねがいを叶かなえてくれた……魔法使まほうつかいのようなあのひと
「知しってる? 西洋せいようではカスミソウには"everlasting love"という意味いみがあるんだよ。霞かすみにも、ずっとこの劇団げきだんに寄より添そって愛あいしてほしいな……」
「きっと…………ずっと劇団げきだんのそばにいます」
だがある日ひ……幸夫ゆきおが姿すがたを消けした
幸夫ゆきおが姿すがたを消けしたことで、劇団げきだんはバラバラになった
今いまこそ俺おれがこの劇団げきだんのヒーローとして支ささえないといけないと思おもった
幸夫ゆきおさんがいなくなり、俺おれは真まっ先さきに劇団げきだんを去さった……
あのひとのこと
俺おれの人生じんせいを変かえてくれた
あのひとのこと
忘わすれることはない
やっぱり俺おれには……あの舞台ぶたいに立たつ資格しかくなんてない……
幸夫ゆきお……
あの野郎やろう……
変かわらないな…………あの人ひとは……
俺おれにとって、おとぎ話ばなしのフェアリーゴッドマザーみたいな人ひとだった
あいつは俺おれにとってのヒーローだった
テレビショッピングの販売士はんばいしみたいなやつだった
あいつのこと……俺おれは嫌きらいだった……
あのひとのこと
俺おれの人生じんせいを変かえた
あのひとのこと
今いま、思おもい出だそう
小ちいさい頃ころからメルヘンでロマンチックなおとぎ話ばなしが大好だいすきだった。少女漫画しょうじょまんがのヒロインのような自分じぶんの名前なまえを気きに入いっていた。でも、周まわりの友人ゆうじんには理解りかいされない。笑わらわれバカにされ 好すきなものを好すきと言いえないもどかしさが、いつも胸むねの中なかでわだかまっていた
幼おさない頃ころからヒーローになりたかった! 高三こうさんの時とき、念願ねんがんだったオーディションに合格ごうかくし、特撮とくさつヒーロードラマの主演しゅえんに大だい抜擢ばってきされた! だが……十じゅう代だいで夢ゆめを叶かなえてしまった俺おれは、特撮とくさつドラマが終おわった後あと、完全かんぜんに燃もえ尽つきてしまった
両親りょうしんの影響えいきょうで、幼おさない頃ころからバレエと格闘技かくとうぎという両極端りょうきょくたんな二ふたつのものを習ならわされた。とりわけバレエで身体しんたい表現ひょうげんを学まなぶ中なかで、俺おれは舞台ぶたい芸術げいじゅつの世界せかいに魅了みりょうされた。だが、信しんじていた仲間なかまに笑わらわれたことがきっかけとなり、バレエや舞台ぶたい芸術げいじゅつの世界せかいと距離きょりを置おくようになった
大衆たいしゅう演劇えんげきの一家いっかに生うまれ、幼おさない頃ころから芸事げいごとを仕込しこまれる毎日まいにちだった。俺おれが演えんじたいのはド派手はでで破天荒はてんこうな傾奇かぶき者もの。しかし俺おれに回まわってくるのはいつも女形おんながたばかり……。どんなに研鑽けんさんを積つんでも、容姿ようししか見みてもらえないことに諦あきらめのようなむなしさを感かんじていた
あのひとのこと
俺おれの人生じんせいが変かわった
あの日ひのこと
今いまでも覚おぼえている
高校こうこう一いち年ねんの文化ぶんか祭さい……俺おれは幸夫ゆきおさんと演劇えんげきのファンになった。演出えんしゅつとして指示しじを出だす幸夫ゆきおさんはカッコよくて、舞台ぶたいの上うえはまるでおとぎ話ばなしの世界せかいのようにキラキラしていた
たまたま出演しゅつえんした舞台ぶたいの終演しゅうえん後ご……客きゃくとして来きていたあいつに声こえをかけられた
バイト先さきのショーパブで、立花たちばな幸夫ゆきおに出会であった
「劇団げきだんを立たち上あげたばかりで役者やくしゃを探さがしてるんだ。もし、紘ひろくんが俺おれの劇団げきだんの看板かんばん役者やくしゃになってくれたら、紘ひろくんは俺おれのヒーローだ! なんてね」
「実じつは善ぜんさんに最適さいてきな劇団げきだんがあるんですよ! とある有望ゆうぼうな演出家えんしゅつかが新あたらしく劇団げきだんを立たち上あげて、なんと劇げき団員だんいん大だい募集ぼしゅう中ちゅう! こんなお買かい得どくな機会きかいなかなかありませんよ!」
ある日ひ、幼馴染おさななじみの麗仁れいじが劇団げきだんを立たち上あげると聞きいてオーディションを受うけに行いった
「皆みなさんが俺おれの劇団げきだんに入はいってくれたらすごく嬉うれしいです。でも演劇えんげきをやることで皆みなさんの人生じんせいがめちゃくちゃになっても、俺おれは責任せきにん取とれません」
俺おれはその時とき、はっきりこの男おとこが嫌きらいだと自覚じかくした。だが……
「お、俺おれが女形おんながたまですか!? しかもこんな重要じゅうような役やくを……」
「どうして俺おれを傾奇かぶき者ものの役やくにしたんだ?」
「だって柊しゅうさんの中身なかみ、誰だれよりも男おとこらしいもん。かっこいい役やくやってほしい。逆ぎゃくに霞かすみは心こころがどこまでもヒロイン気質きしつだからさ、今回こんかいの役やくに絶対ぜったいに向むいてると思おもったんだ」
役者やくしゃとしての俺おれを理解りかいしてくれた……大だい嫌きらいなあいつ……
かけがえのない居い場所ばしょと新あたらしい夢ゆめを俺おれに与あたえてくれた
俺おれの視界しかいを一気いっきに広ひろげてくれた。俺おれの人生じんせいのヒーロー
俺おれの願ねがいを叶かなえてくれた……魔法使まほうつかいのようなあのひと
「知しってる? 西洋せいようではカスミソウには"everlasting love"という意味いみがあるんだよ。霞かすみにも、ずっとこの劇団げきだんに寄より添そって愛あいしてほしいな……」
「きっと…………ずっと劇団げきだんのそばにいます」
だがある日ひ……幸夫ゆきおが姿すがたを消けした
幸夫ゆきおが姿すがたを消けしたことで、劇団げきだんはバラバラになった
今いまこそ俺おれがこの劇団げきだんのヒーローとして支ささえないといけないと思おもった
幸夫ゆきおさんがいなくなり、俺おれは真まっ先さきに劇団げきだんを去さった……
あのひとのこと
俺おれの人生じんせいを変かえてくれた
あのひとのこと
忘わすれることはない
やっぱり俺おれには……あの舞台ぶたいに立たつ資格しかくなんてない……