夢の跡 歌詞 MANKAI STAGE『A3!』ACT3! 2025 ふりがな付

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よみ:ゆめのあと

夢の跡 歌詞

夢の跡 歌詞

MANKAI STAGE『A3!』ACT3! 2025

2026.1.28 リリース
作詞
松崎史也
作曲
秋山璃帆
編曲
秋山璃帆
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ある……けど、ある……けど辿たどり着つかぬ…すす……めど、すす……めど、何処どこにも出会であわなければ であ、わ、なければ
もし、旅たびのお方かた
……人ひと、か?
奇異きいなことを。この雨あめで予想よそう外がいに足止あしどめを食くった。日ひのある内うちには峠とうげを越こえられまいな
雨あめ、そうか雨あめか
苦くるしみ……強つよい後悔こうかいか。拙僧せっそうも僧そうの端はしくれ。ここで会あったのも縁えにし。よければ「貴方あなたの話はなしを」
助たすけられたら……出会であわなければ

どいつもこいつも骨ほねが無ない。そのような腕うでで戦場せんじょうに居並いならぶとは源氏げんじ武者むしゃも知しれたもの。貴様きさまらが吠ほえようが泣なこうが叫さけぼうが平家へいけの世よは決けっして終おわらぬ。この平教経たいらののりつねが皆みな斬きり倒たおしてくれよう

随分ずいぶん威勢いせいのいいことだが、世よには流ながれというものがある
貴殿きでんの首くび、兄あに頼朝よりともに代かわりここで貰もらい受うける!
なるほど貴様きさまが源氏げんじの要かなめか
我わが名なは源義経みなもとのよしつね、平家へいけを討うち果はたす者ものなり

源みなもとの……義経よしつね

僥倖ぎょうこう。生いくるも死しぬるも戦場せんじょうしか無ない世よ。主ぬしは終生しゅうせいの敵てきとなろう

あれは千せん年ねんも昔むかし……かつての平氏へいしの栄華えいがも色いろあせ
風かぜに舞まう木葉このはのごとく儚はかなく散ちった頃ころ

義経よしつね公こう、貴方あなたが開ひらく新あらたな地平ちへいを最もっとも近ちかくで見届みとどけさせて頂いただきたい。この鎌田光政かまだみつまさの五体ごたいは貴方あなたの為ために

伊勢義盛いせよしもり。山賊さんぞく稼業かぎょうはすっぱりやめた。救すくってもらったこの命いのち。九郎くろう様さまの邪魔じゃまする奴やつぁ、揃そろえて雁首がんくび置おいてけや

義経よしつね様さま、貴方あなたの重荷おもにをいくばくかでも、静しずに

共ともに、源氏げんじの世よを

かつて、この地ちを共ともに駆かけ抜ぬけた友ともがいた。夢ゆめを語かたり合あった仲なか間まがいた

夢ゆめの、跡あと

なるほど鎌倉かまくらの世よを生いきられたか
私わたし達たちは強つよかった。一人一人ひとりひとりも強つよかったが、皆みな揃そろっている時ときは知しらない力ちからが湧わき出だし続つづけて止とまらなかった

待まて義盛よしもり、単身たんしん突つっ込こみ過すぎるな
グズグスしてたらクソ海尊かいとの野郎やろうに手柄てがら取とられんだろうが
行いけ義盛よしもり。それでこそお前まえだ!

木曾義仲きそよしなかが首くび、義経よしつね四天王してんのうが一人ひとり、伊勢義盛いせよしもりが討うち取とった!!

木曾きそを討うった我われらは西にしへ西にし、一いちノ谷たにへと歩ほを進すすめた

敵陣てきじんの背後はいご。しかし崖がけか

聞きき及およんでおります。駆かけ下おりられたのでしょう、馬うまで
まさに無謀むぼう。しかし彼かれらとなら、何なにも怖こわくなかった

お見事みごとです義経よしつね公こう
お前まえたちさえいれば俺おれは誰だれにも負まけぬ!

……しかし、戦いくさ。それでなくても道みちはいつか違ちがえると言いうのに

源義経みなもとのよしつね……手下てしたも強つえぇと来きやがるか

太刀たちを交かわせばどう生いきているかは分わかる。主ぬしの生いき様ざま
時代じだいが違ちがえば、友ともにもなれたのだろうが

光政みつまさ!
何故なぜ人ひとは争あらそうのか……氏うじが違ちがえど、皆みな同おなじ人ひとであろうに
義経よしつね公こう、どうか戦いくさなき世よを。新あらたな……

私わたしを信しんじてくれた友ともだった

九郎くろう様さまは敵将てきしょう知盛とももりを!

八はっ艘そう……飛とんで行いきやがった
勝敗しょうはいは決けっした。これ以上いじょう無益むえきな殺生せっしょうを望のぞむな
自分じぶんの尺度しゃくどで他人ひとを計はかっちゃいけねえよ。我わが名なは平教経たいらののりつね。平家へいけ最強さいきょうの武将ぶしょうにして、貴様きさまらの大将たいしょう源義経みなもとのよしつねが仇敵きゅうてき。いざうれ、さらばおのれら、死し途での山やまの供ともせよ!

刃やいばを交まじえ続つづけた宿敵しゅくてきだった

壇だんノ浦うらの戦たたかいをもって、源氏げんじは平家へいけに勝利しょうりした
しかし私わたしは、兄あにの待まつ鎌倉かまくらに帰かえることは叶かなわなかった
義経よしつね公こうは才覚さいかくのあまり兄あに頼朝よりとも公こうにより朝ちょう敵てきと見みなされ
やがて源頼朝みなもとのよりともは、義経よしつね追討ついとうの命めいを下くだした

静しずか、静しずか、俺おれのことは忘わすれて、お前まえは生いきろ
お待まちください! どうか私わたしも連つれて行いってくださいませ
ならぬ。お前まえを朝敵ちょうてきにはできない
九郎くろう様さまがいらっしゃらなければ生いきる甲斐かいもありませぬ
あと半刻はんときもあれば、次つぎの宿場しゅくばに着つくでしょう
お前まえたちには苦労くろうをかける

行ゆく先々さきざきで追おっ手てが現あらわれる。情報じょうほうが洩もれてるとしか思おもえん
私わたしは九郎くろう様さまを裏切うらぎったりなどいたしませぬ! 信しんじてくださいまし!
しらじらしいことだ

しかし静御前しずかごぜんはそこで一行いっこうと別わかれた。……自みずからの意思いしで
強つよい人ひとだった。潔白けっぱくを証明しょうめいする為ため、ひと月後つきおくれに別べつの場所ばしょで落おち合あおうと
そして何なんとか北きたは奥州おうしゅう平泉ひらいずみへと逃にげ続つづけたものの

兄上あにうえ……これほどの軍勢ぐんぜいを
……静しずかに詫わびねえとな。いつになるかわからねえが
義経よしつね殿どの、ここは我われらに任まかせてお逃にげください
ならぬ。共ともにここで
行いけよ!/行いってください!
九郎くろう様さま、あんないい女おんな、いつまでも待またせてていいんですかい?
すまぬ……すまぬ

功こうはやらねえぞ
そっくりそのまま返かえす
最後さいごの花火はなびだ。せいぜい派手はでに暴あばれてやろうじゃねぇか
望のぞむところだ

私わたしを支ささえ、笑わらい合あった友ともだった

静しずか! 静しずか! 静しずか! いやだ! 静しずか!
九郎くろう様さま……次つぎに生うまれた時ときは真白まっしろの鳥とりになりましょう
自由じゆうに空そらを駆かけて、静しずかはどこまでもついていきまする
静しずかーーー!!!

皆みな逝いってしまった。私わたしと……出会であったばかりに

遠とおからんものは音おとに聞きけ! 近ちかくば寄よって目めにも見みよ! 我われこそは一いちの院いん後白河ごしらかわ法皇ほうおうの御み使つかいにして源氏げんじの大将たいしょう、検非違使けびいしの尉じょう、源義経みなもとのよしつねなり! 名なを上あげたくば、この首くび取とりに来こい!

かつて、この地ちを共ともに駆かけ抜ぬけた友ともがいた。夢ゆめを語かたり合あった仲なか間まがいた
幾度いくど悔くやんでも悔くやみきれぬ
あの時とき助たすけられたら、否いな、私わたしになど出会であわなければ――  

けれど、彼かれらは貴方あなたを慕したっておられた。後悔こうかいなく成仏じょうぶつしたのでしょう。ここで待まっていてよかった。あなたの無む念ねんを晴はらしましょう

白しろい鳥とり…………静しずか?

ああ、そうであったな。急いそがなくては。皆みなが待まっている
俺おれたちは、出会であったからこそ……

遅おそくなって申もうし訳わけありませぬ、九郎くろう様さま……。これで私わたしもようやく赦ゆるされる。友ともよ、あの日ひの勝負しょうぶをつけようぞ

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