エム 歌詞 イナメトオル ふりがな付

傷口きずぐちをえぐるような
無邪気むじゃきなその優やさしさが
僕ぼくのすべてを否定ひていした
震ふるえる身体からだ 今いますぐ抱だきしめてよ、ねえ

君きみの言葉ことばが僕ぼくを突つき刺さして
うずくまるほど痛いたみを抱かかえて
だけど次第しだいに心地良ここちよくなって
君きみがいないと生いきられなくなって
少すこし歪ゆがんでしまった愛あいで
僕ぼくの心こころを満みたして

抗あらがうことはできずに
逃にげ出だすこともできずに
何なにも言いえないくらいに
君きみの両手りょうてで塞ふさいで 口くちづけして、ねえ

君きみの視線しせんが僕ぼくに絡からまって
むせかえるほど息苦いきぐるしくて
だけど次第しだいに心地良ここちよくなって
僕ぼくひとりでは生いきられなくなって
抱かかえきれないくらいの愛あいで
僕ぼくの心こころを満みたして

両手縛りょうてしばって 両目隠りょうめかくして
容赦ようしゃなく自由じゆうを奪うばって
霞かすみがかった偽いつわりの愛あいより
確たしかな痛いたみがほしい

僕ぼくの身体からだはボロボロになって
苦くるしみでさえ忘わすれてしまって
だけど心こころは呆あきれるほどに
また何度なんどでも君きみを求もとめて

君きみの言葉ことばが僕ぼくを突つき刺さして
うずくまるほど痛いたみを抱かかえて
だけど次第しだいにその感覚かんかくは
僕ぼくのすべてを肯定こうていしてくれる
少すこし歪ゆがんでしまった愛あいで
僕ぼくの心こころを壊こわして