約束の花束 歌詞 姿月あさと ふりがな付

私わたしの元もとに届とどけられた バラの花束はなたば
きっとあなたでしよ
伝票でんぴょうの差出人さしだしにんの名前なまえ
空欄くうらんだからすぐにピンときた
リビングにしまっていた
昔むかしの花瓶かびんを探さがしだしたのよ
南仏なんふつの蚤のみの市いちで手てに入いれたsouvenir

今日きょうが誕生日たんじょうびって覚おぼえていてくれたのね
10年経ねんたっているのに
昔むかしの恋人こいびとって 別わかれてから優やさしい
祝いわってくれる人ひとなんて
今いまはいないわ もう誰だれも

どういう顔かおで受うけ取とればいい
大好だいすきなバラ 風かぜの噂うわさから？
思おもい出だすきっかけの ようなもの
贈おくる理由りゆうは偶然ぐうぜんじゃないわよね
新聞しんぶんに包つつまれてた
ブルーの花瓶かびんは息いきを吹ふき返かえし
懐なつかしい恋こいの時ときが広ひろがるわ香かおり
いつも誕生日たんじょうびには半地下はんちかの
レストランでワインで乾杯かんぱいをして
何年経なんねんたったって祝いわってやると言いった
できない約束やくそくしないで
そんな あの日ひが蘇よみがえる

今日きょうが誕生日たんじょうびって覚おぼえていてくれたのね
10年経ねんたっているのに
あなたが恋人こいびとでいてくれてよかった
思おもい出だせるような恋こいは
今いまじゃ 私わたしの宝物たからもの