「MASTER KEY」の歌詞 MASTER KEY

あの道みちこの道みちを遡さかのぼり ぎこちない足取あしどりで辿たどり着つく
夢ゆめの出口でぐちと現実げんじつの入いり口くちとがつながって動うごき出だすストーリー

手荒てあらい歓迎かんげいをありがとう これが所謂いわゆるまともな世界せかいかい？
やれやれ どうやらガラクタはお払はらい箱ばこさ 空そらは青あおいのに

先人達せんじんたちには夢ゆめがあった 今いまという未来みらいに希望きぼうを託たくしたのに
これじゃ夢ゆめを見みたくても どうりで見みれるはずもないわけだ

トランクの中なかには音おとの鳴なるドーナツやグランマのお手製てせいジンジャークッキー
噛かみ締しめる度たび 忘わすれていた思おもい出での数々かずかずが溢あふれ出だすのさ

人間にんげんの都合つごうは勝手かってなものだよ 動物お前は
少すこしばかり大おおきくなりすぎた ただそれだけで捨すてられた

助たすけてあげたいけれど僕ぼくも力ちからがもう尽つきてしまいそう
せめて僕ぼくの体からだがパンにでもなれたらまだマシだった…

へとへとくたびれた襤褸ぼろを抱だく君きみの夢ゆめはそう魔法まほうの原理げんりなのさ
継つぎ接はぎだらけ だけど綿わたと一緒いっしょに真心まごころを詰つめ込こんでくれた

大おおきな君きみの手てから伝つたう愛あい

他ほかの誰だれかじゃなくて
君きみがただの人形にんぎょうの僕ぼくに命いのちを吹ふき込こんで

さあ トランプが舞まい散ちる部屋へやの中なか 僕ぼくらの夢ゆめを叶かなえて欲ほしい
音楽おんがくが消きえ去さり物語ものがたりも失うしなわれていけば消滅しょうめつする
君きみと僕ぼくが過すごす空間くうかんは離はなれているけれどすぐ側そばにある
無力むりょくな薔薇ばらの杖つえに再ふたたび不思議ふしぎな力ちからが蘇よみがえる ほら

You're "MASTER KEY"
君きみが知しってる 君きみの知しらない 君きみは秘密ひみつがある
You're "MASTER KEY"
夢ゆめの扉とびらは君きみという名なの鍵かぎを持もち眠ねむっている

そう どこかに埃ほこりに被かぶった小ちいさな箱はこがあるはず その中なかに…

You're "MASTER KEY"
君きみが知しってる 君きみの知しらない 君きみは秘密ひみつがある