秘密の森 歌詞 永見はるか ふりがな付

町外まちはずれの森もりへと
あなたを連つれて二人ふたりで
小ちいさな旅たびへ

ざわめく木々きぎの旋律せんりつ
流ながれる川かわのせせらぎ
一ひとつ一ひとつが確たしかな
メッセージ

ふと立たち止どまるあなたは
私わたしに話はなし掛かける
その笑顔えがおはいつもより
優やさしいような……

光ひかる湖みずうみの辺ほとり
涼すずしげな木陰こかげの下しも
そっと横よこたわる二人ふたり
目めを閉とじる

森もりに優やさしく響ひびくその声こえは
いつか夢見ゆめみた場所ばしょで歌うたう小鳥ことりたち


あなたの語かたる言葉ことばに
耳みみを傾かたむけながら
柔やわらかな緑みどりの上うえ
空そらを眺ながめる

緩ゆるやかに流ながれる雲くも
吹ふき抜ぬける風かぜの匂におい
一ひとつ一ひとつを胸むねへと
詰つめ込こんで

森もりを淡あわく彩いろどるあの虹にじは
いつか夢見ゆめみた場所ばしょへ続つづく道標みちしるべ

出来できることならずっとこのままで
木漏こもれ日びを浴あびながら二人ふたりで居いさせて

いつか夢見ゆめみた場所ばしょで歌うたう小鳥ことりたち