目覚めた朝にはきみが隣に 歌詞 鈴湯 ふりがな付

塁るいを回まわる頃ころ
ボールは浅あさいフライ
それを見みてふと立たち止どまる

どうしてあとひとつ
ヒットが出でないんだろう?
僕ぼくは不思議ふしぎに思おもってた

1点てんでもこんなに遠とおい
きみもそうだろ?
打席だせきに立たてるかな

でも僕ぼくは知しる
これからのお話はなしを
きみも同おなじぐらい強つよくなる旅たびだよ

でも闇やみは否応いやおうなく訪おとずれ
僕ぼくは深ふかい眠ねむりに落おちていく
そんな弱よわい僕ぼくだけどいつかは勝かってみせる

笑わらってるきみは魅力的みりょくてきだけど
失うしなったものもたくさんある

覚悟かくごは出来できてる　そのはずだった
怯おびえながら進すすんでいく　前まえへ

臆病おくびょうになる　だってきみは
もう僕ぼくらの輪わから外はずれてしまった

でも僕ぼくは進すすむ
がむしゃらでいいから
指ゆびが割さけても夢中むちゅうで掴つかむよ

待まってる魔物まものがどんな強敵きょうてきでも
舐なめてもらっちゃ困こまるぐらい
どんなぼろぼろになっても力ちからを手てに入はいれる

でも僕ぼくは知しる
ゴールはもうすぐだと
その時ときはきみにも頑張がんばってもらうよ

いろんな波紋はもんができて広ひろがっては
重かさなっていくこの風景ふうけい
絶対忘ぜったいわすれない　これがみんなの思おもいなんだ

夜よるが明あける
闇やみは去さる
さあ行いこう
この朝あさを

今隣いまとなりに座すわるきみは
以前いぜんより少すこし大人おとなに見みえるよ