棘-toge- 歌詞 Sadie ふりがな付

月つきと陰かげる刃はは　汚よごれた世界せかいを誘さそう　血塗ちぬられた絆きずなには悲かなしき調しらべ終おわらない

荒あれ果はてた荒野こうやは裂さけて
絡からみ合あう人ひとと影かげ
隠かくされた過去かこが目覚めざめて
冷徹れいてつが肌はだを舐なめる

幻覚廃人げんかくはいじんの罪つみ、驚愕きょうがくのヒストリー
追おい詰つめられた鼓動こどうは
咲さき乱みだれ咲さき誇ほこる　赤あかい瞳ひとみは

月つきと陰かげる刃はは　汚よごれた世界せかいを誘さそう　血塗ちぬられた絆きずなには悲かなしき調しらべ

風かぜと契ちぎる涙なみだは　交まじわる愛あいを彩いろどる　抱だき寄よせた背中せなかには　錆さびついた刺とげ　迷まよわない

腐くさりゆく血潮ちしおがうずく
禁断きんだんの罪つみと罰ばつ
切きり刻きざんだ花はなの骸むくろは
永遠えいえんに美うつくしくて

絶体絶命ぜったいぜつめいの刻こく、困惑こんわくのミステリー
葬ほうむられた過去暴かこあばく
悲壮感ひそうかんに潜ひそむ闇やみ　鏡かがみの笑えみは

天てんを仰あおぐ願ねがいは　はぐれた言葉ことばを探さがす　幾千いくせんの微笑ほほえみは　僅わずかなカケラ

闇やみを握にぎる全すべては　歪ゆがめた命いのちを試ためす　操あやつった心こころには
反逆はんぎゃくの刺とげ　むせび泣なく

互たがいを傷きずつける明日あすが定さだめにある過去かこなら絡からみ付つく偽いつわりが憎にくしみと化かす

月つきと陰かげる刃はは　汚よごれた世界せかいを誘さそう　血塗ちぬられた絆きずなには悲かなしき調しらべ

風かぜと契ちぎる涙なみだは　交まじわる愛あいを彩いろどる　抱だき寄よせた背中せなかには　錆さびついた刺とげ　迷まよわない