時計の針 歌詞 中嶋ユキノ ふりがな付

地下鉄ちかてつのホームで キミと電車でんしゃを待まつ
息いきが止とまりそうになるよ 二人ふたりきりだと
キミは優やさしいけど ただの友達ともだちだから
言葉ことばが途切とぎれないように 会話かいわを選えらぶ

電車でんしゃが滑すべり込こんできて 人ひとの波なみに押おし返かえされて
キミの鼓動こどうが 聞きこえそうなくらい体からだが 触ふれ合あってる

時計とけいの針はりが このまま止とまればいいのに
好すきだと言いいたいのに 身動みうごきできない
距離きょりが近ちかくなるほど 切せつなくなる

「じゃあね」と手てを振ふる いつも通どおりの笑顔えがおで
小ちいさくなるその背中せなか 見送みおくった

本当ほんとうの気持きもちを全部ぜんぶ 打うち明あけることができたなら
楽らくになれる だけど 全すべてを失うしなってしまうよね

時計とけいの針はりを 自由じゆうに巻まき戻もどせたなら
彼女かのじょよりも早はやく 出逢であっていたなら
もっと キミのそばに行いけたかな

何度なんども振ふり返かえり探さがしても キミはいなくて すぐ逢あいたくなるよ

時計とけいの針はりが このまま止とまればいいのに
好すきだと言いいたいのに 切きり出だせないのは 胸むねが痛いたくなるから

時計とけいの針はりを 自由じゆうに巻まき戻もどせたなら
彼女かのじょよりも早はやく 出逢であっていたなら 一人ひとりになったら
この気持きもちには もう 嘘うそはつけない