よみ:かはたれのゆめ
彼は誰の夢 歌詞
-
姫川瑞希(石上静香)
- 2016.1.1 リリース
- 作詞
- ひとしずく×やま△
- 作曲
- ひとしずく×やま△
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彼かは誰たれの夢見路ゆめみじで
独ひとり佇たたずむ君きみが
懐なつかしい声こえで言いった
「あの花はなは
もう咲さいたか?」
若草萌わかくさもえる夏なつの日ひ
小ちいさな種たね、携たずさえて
「二人ふたりで花はなが見みたい」と
恥はずかしげに、
君きみが言いった
種蒔たねまきて 芽吹めぶいた双葉ふたば
君きみが嬉うれしげに綻ほころぶ
「花はなは、
いつ咲さくのだろう?」と
今日きょうか、明日あすかと
待まちわびる
「まだか…」と君きみの溜息ためいき
「まだね」と私わたしは笑わらう
花咲はなさくその日ひが来くるまで
君きみとずっと 待まち続つづけ
黄昏たそがれのあぜ道みちで
独ひとり佇たたずむ君きみが
懐なつかしい声こえで言いった
「あの花はなは
もう咲さいたか?」
微睡まどろみて霞かすむ花はな
是これは夢ゆめか現うつつか
答こたえる声こえは震ふるわず
また、巡めぐる夏なつの夜よるの夢ゆめ
陽炎揺かげろうゆれる夏なつの日ひ
うたた寝ねの眠ねむりを醒さます
旋風つむじかぜが通とおり抜ぬけ
朝顔あさがおが静しずかに揺ゆれた
「いつか…」と君きみの呟つぶやき
「いつか…?」と
私わたしは尋たずね、
答こたえる声こえは 風かぜの音ねに
あっという間まに掻かき消けされ
黄昏たそがれのあぜ道みちで
独ひとり佇たたずむ君きみが
懐なつかしい声こえで言いった
「あの答こたえは
聞きこえていた?」
微睡まどろみて霞かすむ影かげ
是これも夢ゆめか現うつつか
答こたえる声こえは震ふるわず
また、巡めぐる夏なつの夜よの夢ゆめ
君きみと過すごした夏なつの思おもい出で
朝顔植あさがおうえて、
花咲はなさく日ひを待まって
気付きづけば夕暮ゆうぐれ
暗くらい帰かえり道みち
心細こころぼそくて、
君きみの手てを握にぎった
黄昏たそがれのあぜ道みちに
独ひとり佇たたずむ、私わたし
あの日植ひうえた朝顔あさがおの
花はなの色いろは、知しらぬまま
せめて 夢ゆめ、幻まぼろしの
なせる泡沫うたかたでいい
幼おさなきこの手てを取とって
夢ゆめの終おわりまで
連つれて行いって
彼かは誰たれの夢見路ゆめみじで
独ひとり佇たたずむ君きみが
懐なつかしい声こえで言いった
「また、この夢ゆめを
見みているの?」
微睡まどろみて霞かすむ影かげ
是これは夢ゆめか現うつつか
答こたえる声こえは震ふるわず
また、巡めぐる夏なつの夜よるの夢ゆめ
嗚呼ああ、どうかまだ
消きえないで…
独ひとり佇たたずむ君きみが
懐なつかしい声こえで言いった
「あの花はなは
もう咲さいたか?」
若草萌わかくさもえる夏なつの日ひ
小ちいさな種たね、携たずさえて
「二人ふたりで花はなが見みたい」と
恥はずかしげに、
君きみが言いった
種蒔たねまきて 芽吹めぶいた双葉ふたば
君きみが嬉うれしげに綻ほころぶ
「花はなは、
いつ咲さくのだろう?」と
今日きょうか、明日あすかと
待まちわびる
「まだか…」と君きみの溜息ためいき
「まだね」と私わたしは笑わらう
花咲はなさくその日ひが来くるまで
君きみとずっと 待まち続つづけ
黄昏たそがれのあぜ道みちで
独ひとり佇たたずむ君きみが
懐なつかしい声こえで言いった
「あの花はなは
もう咲さいたか?」
微睡まどろみて霞かすむ花はな
是これは夢ゆめか現うつつか
答こたえる声こえは震ふるわず
また、巡めぐる夏なつの夜よるの夢ゆめ
陽炎揺かげろうゆれる夏なつの日ひ
うたた寝ねの眠ねむりを醒さます
旋風つむじかぜが通とおり抜ぬけ
朝顔あさがおが静しずかに揺ゆれた
「いつか…」と君きみの呟つぶやき
「いつか…?」と
私わたしは尋たずね、
答こたえる声こえは 風かぜの音ねに
あっという間まに掻かき消けされ
黄昏たそがれのあぜ道みちで
独ひとり佇たたずむ君きみが
懐なつかしい声こえで言いった
「あの答こたえは
聞きこえていた?」
微睡まどろみて霞かすむ影かげ
是これも夢ゆめか現うつつか
答こたえる声こえは震ふるわず
また、巡めぐる夏なつの夜よの夢ゆめ
君きみと過すごした夏なつの思おもい出で
朝顔植あさがおうえて、
花咲はなさく日ひを待まって
気付きづけば夕暮ゆうぐれ
暗くらい帰かえり道みち
心細こころぼそくて、
君きみの手てを握にぎった
黄昏たそがれのあぜ道みちに
独ひとり佇たたずむ、私わたし
あの日植ひうえた朝顔あさがおの
花はなの色いろは、知しらぬまま
せめて 夢ゆめ、幻まぼろしの
なせる泡沫うたかたでいい
幼おさなきこの手てを取とって
夢ゆめの終おわりまで
連つれて行いって
彼かは誰たれの夢見路ゆめみじで
独ひとり佇たたずむ君きみが
懐なつかしい声こえで言いった
「また、この夢ゆめを
見みているの?」
微睡まどろみて霞かすむ影かげ
是これは夢ゆめか現うつつか
答こたえる声こえは震ふるわず
また、巡めぐる夏なつの夜よるの夢ゆめ
嗚呼ああ、どうかまだ
消きえないで…