「あの日ひから、この心こころが、言いうことをきかないのです。」
恋こいの行方ゆくえを 占うらなうように
街まちの灯あかりが ゆらゆらと
言葉ことばにならない せつなさ抱だいた
女心おんなごころが 見みえますか
情なさけかわした 坂さかの町まち
いっそ今夜こんやも 次つぎの夜よるも 熱海あたみあたりで
雨あめににじんだ 初島はしまあかり
揺ゆれて末すえ宮みや神社きのみや 思おもい糸川かわ
夜風よかぜに迷まよう 湯ゆの香こうのような
女心おんなごころは 悲かなしくて
恋こいの名残なごりを 抱だきしめる
いっそ今夜こんやも 次つぎの夜よるも 熱海あたみあたりで
「そう、心こころはうそをつけません。」
尽つきぬ慕おもいを 溶とかしてくれる
まつり囃子ばやしや 波なみの音おと
すがって甘あまえた 一いち夜ひとよの夢ゆめに
女心おんなごころも 濡ぬれてます
時ときの流ながれに よりそって
いっそ今夜こんやも 次つぎの夜よるも 熱海あたみあたりで
「あのano日hiからkara、このkono心kokoroがga、言iうことをきかないのですukotowokikanainodesu。」
恋koiのno行方yukueをwo 占uranaうようにuyouni
街machiのno灯akaりがriga ゆらゆらとyurayurato
言葉kotobaにならないninaranai せつなさsetsunasa抱daいたita
女心onnagokoroがga 見miえますかemasuka
情nasaけかわしたkekawashita 坂sakaのno町machi
いっそisso今夜konyaもmo 次tsugiのno夜yoruもmo 熱海atamiあたりでataride
雨ameににじんだninijinda 初島hashimaあかりakari
揺yuれてrete末sue宮miya神社kinomiya 思omoいi糸川kawa
夜風yokazeにni迷mayoうu 湯yuのno香kouのようなnoyouna
女心onnagokoroはha 悲kanaしくてshikute
恋koiのno名残nagoりをriwo 抱daきしめるkishimeru
いっそisso今夜konyaもmo 次tsugiのno夜yoruもmo 熱海atamiあたりでataride
「そうsou、心kokoroはうそをつけませんhausowotsukemasen。」
尽tsuきぬkinu慕omoいをiwo 溶toかしてくれるkashitekureru
まつりmatsuri囃子bayashiやya 波namiのno音oto
すがってsugatte甘amaえたeta 一ichi夜hitoyoのno夢yumeにni
女心onnagokoroもmo 濡nuれてますretemasu
時tokiのno流nagaれにreni よりそってyorisotte
いっそisso今夜konyaもmo 次tsugiのno夜yoruもmo 熱海atamiあたりでataride