彗星まち 歌詞 寿々木ここね ふりがな付

水みずの音おと重かさなって
揺ゆれる渚なぎさに浮うかんだ
波なみの方ほうで数かぞえた

走はしっている雲くも
地面じめん間近まぢかに浮うかんだ
陽炎かげろうが隠かくした

腐くさりかけたドアを開ひらけて
本気ほんき出でそう
塞ふさいだ声こえで話はなした

二度にどと笑わらって
見みてくれなくなっても
それでいい
そのままでいれば

二度にどと近ちかづいて
来きてくれなくなっても
それでいい
ここで待まってるから

暗くらがりを振ふり切きった
哀かなし気きな頬ほおをつねった
過すぎ去さったことばかりが
頭あたまの中なか詰つまってくけど
足音あしおとは静しずかに
街まちを覆おおいつくすように
ぐるぐる回まわる

腐くさりかけたドアを開ひらけて
本気ほんき出でそう
塞ふさいだ声こえで話はなした

二度にどと笑わらって
見みてくれなくなっても
それでいい
そのままでいれば

二度にどと近ちかづいて
来きてくれなくなっても
それでいい
ここで待まってるから

二度にどと笑わらって
見みてくれなくなっても
それでいい
そのままでいれば

二度にどと近ちかづいて
来きてくれなくなっても
それでいい
ずっとそのままで