夜更かして、午前2時 歌詞 高野麻里佳 ふりがな付

0時じを回まわって第だい九きゅう話わ。
まぁ、何回なんかい観みたって泣なけるわ
多分たぶん、此処ここには無ないナニカとナンカ
それが欲ほしくて観みている

髪かみをとかしてて見みつけた
赤あかいニキビのように嘆なげいてさ
それすらもいつかは忘わすれて
日々ひびは過すぎてく

毎朝まいあさ、眠ねむ過すぎて 毎晩まいばん、夜よる更ふかして
まぁいいか。とも違ちがって この感かんじを奪うばって

また時代じだいが廻まわって走はしり去さるの
夜よるも風かぜも連つれ立だって
されど君きみは運命うんめいなんてね
飛とんで。ノスタルジーが
夢ゆめで飾かざった青春せいしゅん色しょくのドアを
今日きょうも蹴飛けとばして行いくの

1時じを回まわって最終話さいしゅうわ。
もう、全部ぜんぶセリフ言いえるわ
この人ひとはあの子こが好すきな顔かおだ
今度こんど会あったら勧すすめよう

腫はらした瞼まぶたの理由りゆうは
大人おとなには言いえない答こたえだ
いつからさ、大人おとなになれて
此処ここに慣なれてる?

燃もえ上あがってゆく
この世界せかいにおいて
他ほかの誰だれかに気きを取とられて
生いきてくのは何なにかがズレてるような
明日あしたになっている
真夜中まよなかの空そらに君きみの知しらない
星ほしが内緒ないしょで流ながれたりして

あたしを知しらないで あたしを泣なかないで
何百回なんびゃっかいでもミスって 目覚めざましを掛かけてく

毎朝まいあさ、眠ねむ過すぎて 毎晩まいばん、夜よる更ふかして
まぁいいか。とも違ちがって この感かんじを奪うばって

さぁ、時代じだいが廻まわってしまうならば
ギュッと掴つかんで連つれ去さって
それも君きみは運命うんめいなんてね
飛とんで。ノスタルジーは
あの日ひ飾かざった青春せいしゅん色しょくのドアを
今いまも守まもっているの

変かわって変かわって変かわらないモノ
グッと握にぎって駆かけ出だして
夜よるに迷まよった現実げんじつ逃避とうひを終おわらせてしまうよ
ぐるっと周まわって北極星ほっきょくせいの位置いちを
此処ここで確たしかめてるの Ah

されど君きみは言いうのでしょう
この恋こいは運命うんめいだと

それも君きみは言いうのでしょう
この夢ゆめは運命うんめいだと

こうして描えがく妄想もうそうは
夜よる更ふかして、午前ごぜん2時じ。