東京幻想旅行記 歌詞 白風珈琲 feat. 可不 ふりがな付

君きみは未いまだ知しらない物語ものがたりの様ようだ
東ひがしから伸のびた影かげを見みて
曖昧あいまいにも満みたない様ようだ
さめざめ、トーキョーの端はしで

雨あめが止やんだ雲くもの隙間すきま
差さし込こむスポット目指めざして旅たびをする様ように
曖昧あいまいにも満みたない量りょうで
さめざめ、トーキョーを渡わたれ

曖昧あいまい、思おもい出だせない情景じょうけい
廃すたれた渋谷しぶやから乗のり換かえて
廃退はいたい、忘わすれ去さられた状態じょうたい
壊こわれた上野うえのへ外回そとまわりで

君きみは未いまだ知しらないままでいて

悲かなしみで満みち満みちて往いく
月つきの見みえる、白夜びゃくやの様よう、トーキョー
或ある荒廃こうはいした、人々ひとびとの情景じょうけいで
只ただ、孤独こどくにステイ
エピローグからやり直なおして
月つきの裏側うらがわから送おくる、手紙てがみの如ごとく
見みえない、その顔かおは本当ほんとうに君きみなのかい