人間 歌詞 篠原凜太郎 ふりがな付

全すべてはうつろいでゆく
面影おもかげはふつふつと消きえゆくけれど
今いまもここに置おいてある心こころの羽はね
がひとりでにはばたく
どこまでも見渡みわたす限かぎりの壁かべが
君きみを誘さそうような声こえで語かたりかける

ねえねえ、君きみのこと嫌きらいなわけじゃないよ
知しってる?綺麗きれい事ごとだけでは
笑わらえないけど覚おぼえてる?
ほんとの気持きもち
ねえねえ、世界せかいは思おもってたより残酷ざんこく
でも「人間にんげん」それは君きみの名前なまえなんかじゃない
叫さけんでほしい声こえにならなくても

君きみだけにわかってて欲ほしくて
ここだけは奪うばわれないまま
声こえも影かげも教おしえてはくれないから
また耳みみ澄すまして紡つむぐように歩あるくよ
どこまでも見渡みわたす限かぎりの壁かべが
君きみを誘さそうような声こえでまた語かたりかける

ねえねえ、君きみはもっと綺麗きれいな場所ばしょへ
行いこうとしてる風かぜはきっと心こころの在あり方かた
なぞって過すぎる
世界せかいは思おもってたより残酷ざんこく
でも「人間にんげん」それは君きみの名前なまえなんかじゃない
照てらしてくれるそれは光ひかりとなり
人間にんげん…声こえにならなくても