よみ:Prologue
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お話はなしをはじめましょう
遠とおい日ひの物語ものがたり
目めを閉とじて 耳みみもとで
テムズのせせらぎに 濡ぬれた
折おれた翼抱つばさだいて眠ねむる彼ノ女かのじょ
老おいた手ての誰だれかが
かけた呪のろい(ワルツ)気きの毒どくね
ここで終おわればよかったものを
はじまる旋律せんりつ 愉たのしげな悪夢あくむは
終おわれない永遠えいえんのメリーゴーラウンド
“おろして…”
ああ ワルツに閉とじ込こめられた
回まわる幸しあわせな彼ノ女かのじょ
ああ 手てを振ふる影かげも消きえた
引ひき離はなす運命うんめい(さだめ)の木馬もくばが
陽気ようきに奏かなでた メロディに
手てを引ひかれて さらわれた彼ノ女かのじょ Uh…
『そして彼ノ女かのじょは、旅たびに出でた。
灯あかりの消きえた遊園地ゆうえんちの中なかで、
11万回まんかいの夜よるを越こえ、
残のこされた約束やくそくを果はたすため。
それは出会であいと別わかれの物語ものがたり』
まわり続つづける木馬もくば
そう 一人ひとりで
ずっと 一人ひとりで
過すぎてく 人影ひとかげ
彼ノ女かのじょは 手てを振ふって
さよなら さよなら
夜よるがまたくるの
まばゆくまわる
オレンジの荷馬車にばしゃ
君きみもさよなら
明日あすになれば…
過すぎてく 人影ひとかげ
彼ノ女かのじょは 手てを振ふって
さよなら さよなら
夜よるがまたくるの
『赤あかい瞳ひとみの古ふるい知しり合あい。
見上みあげる月つきを遮さえぎるのは、
いつかの悪夢あくむのその背中せなか
まるで針はりの飛とんだレコード。
踊おどり疲つかれた村人達むらびとたちは、
一人ひとり、一人ひとりと眠ねむりに落おちてく。
終おわりはまるでモノクロフィルム。
ダメよ、静しずかにして?あの子こが寝ねてるわ。
十字架じゅうじかと、破滅はめつと、祈いのる人ひとと、抗あらがう人ひと。
くたびれたあの子こは“時ときよ止やまれ、
お前まえは美うつくしい”と、小ちいさくささやく。
まるで恋こいをもとめたゲーテのファウストのように』
語かたられぬ お話はなしの続つづきを
語かたるならば 騙かたるならば
幸しあわせな結末けつまつを ああ 聞きくの
Merry Go Somewhere
Merry Go Somewhere
Merry Go Somewhere
Merry Go Somewhere
Merry Go…
もしも願ねがいひとつ叶かなうなら
最期さいごの奇跡きせきがあるのなら
足音あしおとが聴きこえた 軋きしむ指先ゆびさきで
一ひとつだけ残のこった約束やくそくが…
ああ 悪夢あくむはまだ止とまらずに
霞かすんだ霧きりの扉とびら 呪のろうリズムで
翼つばさの折おれた歪いびつなワルツ踊おどる
もしもこの先さきに希望きぼうがあるのなら
扉とびらを叩たたき続つづける 何度なんども
覗のぞく光ひかり それが奇跡きせきなら
ああ 輝かがやきに満みちた世界せかい
涙なみだなんてなにもなかった
嘘うそで満みちたおとぎ話はなし
遠とおい約束やくそくはいまも
もうワルツも踊おどり慣なれた
悲かなしみも絶望ぜつぼうも隠かくして
さぁ お話はなしは繰くり返かえす
望のぞむ結末けつまつは きっと
ここから始はじまる物語ものがたり
遠とおい日ひの物語ものがたり
目めを閉とじて 耳みみもとで
テムズのせせらぎに 濡ぬれた
折おれた翼抱つばさだいて眠ねむる彼ノ女かのじょ
老おいた手ての誰だれかが
かけた呪のろい(ワルツ)気きの毒どくね
ここで終おわればよかったものを
はじまる旋律せんりつ 愉たのしげな悪夢あくむは
終おわれない永遠えいえんのメリーゴーラウンド
“おろして…”
ああ ワルツに閉とじ込こめられた
回まわる幸しあわせな彼ノ女かのじょ
ああ 手てを振ふる影かげも消きえた
引ひき離はなす運命うんめい(さだめ)の木馬もくばが
陽気ようきに奏かなでた メロディに
手てを引ひかれて さらわれた彼ノ女かのじょ Uh…
『そして彼ノ女かのじょは、旅たびに出でた。
灯あかりの消きえた遊園地ゆうえんちの中なかで、
11万回まんかいの夜よるを越こえ、
残のこされた約束やくそくを果はたすため。
それは出会であいと別わかれの物語ものがたり』
まわり続つづける木馬もくば
そう 一人ひとりで
ずっと 一人ひとりで
過すぎてく 人影ひとかげ
彼ノ女かのじょは 手てを振ふって
さよなら さよなら
夜よるがまたくるの
まばゆくまわる
オレンジの荷馬車にばしゃ
君きみもさよなら
明日あすになれば…
過すぎてく 人影ひとかげ
彼ノ女かのじょは 手てを振ふって
さよなら さよなら
夜よるがまたくるの
『赤あかい瞳ひとみの古ふるい知しり合あい。
見上みあげる月つきを遮さえぎるのは、
いつかの悪夢あくむのその背中せなか
まるで針はりの飛とんだレコード。
踊おどり疲つかれた村人達むらびとたちは、
一人ひとり、一人ひとりと眠ねむりに落おちてく。
終おわりはまるでモノクロフィルム。
ダメよ、静しずかにして?あの子こが寝ねてるわ。
十字架じゅうじかと、破滅はめつと、祈いのる人ひとと、抗あらがう人ひと。
くたびれたあの子こは“時ときよ止やまれ、
お前まえは美うつくしい”と、小ちいさくささやく。
まるで恋こいをもとめたゲーテのファウストのように』
語かたられぬ お話はなしの続つづきを
語かたるならば 騙かたるならば
幸しあわせな結末けつまつを ああ 聞きくの
Merry Go Somewhere
Merry Go Somewhere
Merry Go Somewhere
Merry Go Somewhere
Merry Go…
もしも願ねがいひとつ叶かなうなら
最期さいごの奇跡きせきがあるのなら
足音あしおとが聴きこえた 軋きしむ指先ゆびさきで
一ひとつだけ残のこった約束やくそくが…
ああ 悪夢あくむはまだ止とまらずに
霞かすんだ霧きりの扉とびら 呪のろうリズムで
翼つばさの折おれた歪いびつなワルツ踊おどる
もしもこの先さきに希望きぼうがあるのなら
扉とびらを叩たたき続つづける 何度なんども
覗のぞく光ひかり それが奇跡きせきなら
ああ 輝かがやきに満みちた世界せかい
涙なみだなんてなにもなかった
嘘うそで満みちたおとぎ話はなし
遠とおい約束やくそくはいまも
もうワルツも踊おどり慣なれた
悲かなしみも絶望ぜつぼうも隠かくして
さぁ お話はなしは繰くり返かえす
望のぞむ結末けつまつは きっと
ここから始はじまる物語ものがたり