風かぜに誘さそわれ 男おとこは歌うたうよ
闇やみに凍こごえて
身みを切きる 木枯こがらしに乗のせて
ひとときだけ帰かえる 想おもい出での歌うたは
寂さびしい男おとこの 流ながし歌うた
風かぜと一緒いっしょに 男おとこは走はしるよ
きいてくれるな
俺おれたち 行いく先さきは闇やみさ
はぐれたもの同志どうし ぬくもりを逃にげて
つめたい日陰ひかげを 生いきて行いく
風かぜに吹ふかれて 男おとこはわらうよ
知しらず知しらずに
こころを かわかせたままで
恋こいも夢ゆめも過去かこも 口笛くちぶえで捨すてた
気きがつきゃ独ひとりの はぐれ道みち
風かぜに押おされて 男おとこは旅立たびだつ
死しんでたまるか
おまえに 会あうまではきっと
ひとつだけの命いのち この腕うでに抱だいて
見上みあげりゃ遠とおくに 夜明よあけ星ぼし
風kazeにni誘sasoわれware 男otokoはha歌utaうよuyo
闇yamiにni凍kogoえてete
身miをwo切kiるru 木枯kogaraしにshini乗noせてsete
ひとときだけhitotokidake帰kaeるru 想omoいi出deのno歌utaはha
寂sabiしいshii男otokoのno 流nagaしshi歌uta
風kazeとto一緒issyoにni 男otokoはha走hashiるよruyo
きいてくれるなkiitekureruna
俺oreたちtachi 行iくku先sakiはha闇yamiさsa
はぐれたものhaguretamono同志doushi ぬくもりをnukumoriwo逃niげてgete
つめたいtsumetai日陰hikageをwo 生iきてkite行iくku
風kazeにni吹fuかれてkarete 男otokoはわらうよhawarauyo
知shiらずrazu知shiらずにrazuni
こころをkokorowo かわかせたままでkawakasetamamade
恋koiもmo夢yumeもmo過去kakoもmo 口笛kuchibueでde捨suてたteta
気kiがつきゃgatsukya独hitoりのrino はぐれhagure道michi
風kazeにni押oされてsarete 男otokoはha旅立tabidaつtsu
死shiんでたまるかndetamaruka
おまえにomaeni 会aうまではきっとumadehakitto
ひとつだけのhitotsudakeno命inochi このkono腕udeにni抱daいてite
見上miaげりゃgerya遠tooくにkuni 夜明yoaけke星boshi