甘あまいくちづけにむせて
眼めがしらを濡ぬらす
泪なみだあたたかい
さめた珈琲こーひーがふたつ
テーブルの上うえで
時間じかん止とめている
もしかしたらこれで私わたしは
死しぬかしら
恐こわいような愛あいの倖しあわせ
多おおすぎて
あなたの腕うでに抱だかれていると
子供こどもにかえるわ
息いきが耳みみもとにかかり
少すこしずつ胸むねの
隙間すきま埋うめてゆく
薔薇ばらの花はなびらがひとつ
足元あしもとに落おちて
模様もよう書かいている
たとえここで何なにがふたりに
起おころうと
耐たえてみせる愛あいの重おもみに
ささえられ
あなたの膝ひざにもたれていると
子供こどもにかえるわ
もしかしたらこれで私わたしは
死しぬかしら
恐こわいような愛あいの倖しあわせ
多おおすぎて
あなたの腕うでに抱だかれていると
子供こどもにかえるわ
甘amaいくちづけにむせてikuchidukenimusete
眼meがしらをgashirawo濡nuらすrasu
泪namidaあたたかいatatakai
さめたsameta珈琲kôhîがふたつgafutatsu
テteーブルburuのno上ueでde
時間jikan止toめているmeteiru
もしかしたらこれでmoshikashitarakorede私watashiはha
死shiぬかしらnukashira
恐kowaいようなiyouna愛aiのno倖shiawaせse
多ooすぎてsugite
あなたのanatano腕udeにni抱daかれているとkareteiruto
子供kodomoにかえるわnikaeruwa
息ikiがga耳mimiもとにかかりmotonikakari
少sukoしずつshizutsu胸muneのno
隙間sukima埋uめてゆくmeteyuku
薔薇baraのno花hanaびらがひとつbiragahitotsu
足元ashimotoにni落oちてchite
模様moyou書kaいているiteiru
たとえここでtatoekokode何naniがふたりにgafutarini
起okoろうとrouto
耐taえてみせるetemiseru愛aiのno重omoみにmini
ささえられsasaerare
あなたのanatano膝hizaにもたれているとnimotareteiruto
子供kodomoにかえるわnikaeruwa
もしかしたらこれでmoshikashitarakorede私watashiはha
死shiぬかしらnukashira
恐kowaいようなiyouna愛aiのno倖shiawaせse
多ooすぎてsugite
あなたのanatano腕udeにni抱daかれているとkareteiruto
子供kodomoにかえるわnikaeruwa