よみ:ゆりとよるうぐいす
百合と夜鶯 歌詞
-
ALI PROJECT
- 2015.1.1 リリース
- 作詞
- Arika Takarano
- 作曲
- Mikiya Katakura
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月つきに羽根はねを染そめた
夜鶯うぐいすが舞まい降おり
馨かぐわしき憂うれいの百合ゆりへと
問といかける
何故なぜあなたは
夜毎よごと 花はなを濡ぬらして
美うつくしい宵よいを
ただ泣ないて過すごすの?
それは恋こいしい人ひとが
娘むすめを抱だくから
やさしく触ふれた指ゆびが
忘わすれられずに
枯かれるだけのこの身みが
哀あわれで悲かなしい
あの人ひとの胸むねのなか
香かおれるならば
一いち夜やの命いのちも惜おしまぬのに
百合ゆりは答こたえ甘あまく慄ふるえる
森もりの苔こけの褥しとね
彷徨さまようのは娘むすめ
葉末はずえの間あわいから
夜よる鶯うぐいすは訊たずねる
何故なぜあなたは
ひとり暗くらい小径こみちを
茨いばらに血ちを流ながし
迷まよい込こんだの?
それは恋こいしい人ひとが
去さって行いったから
移うつろい変かわるものは
時ときだけじゃなく
人ひとの愛あいと心こころと
知しってしまったの
愛いとしい腕うでのなかに
戻もどれぬならば
もう夢ゆめの欠片かけらも見みえぬでしょう
長ながい髪かみに薄闇うすやみが散ちる
やがて娘むすめは
朽くちた百合ゆりの根元ねもとに
倒たおれてその目蓋まぶたを
閉とじて動うごかない
乱みだれるように開ひらく
花はなの底そこから
黄金おうごんの花粉かふんが降ふり注そそぐ
移うつろい揺ゆらぐものが
儚はかないのなら
清きよらかなまま昇のぼる
魂たましいはどこへ
白しろい墓標ぼひょうの上うえで
囀さえずる夜よる鶯とりは
天使てんしの翼つばさに憧あこがれて
一晩中ひとばんじゅう
羽搏はばたきました
夜鶯うぐいすが舞まい降おり
馨かぐわしき憂うれいの百合ゆりへと
問といかける
何故なぜあなたは
夜毎よごと 花はなを濡ぬらして
美うつくしい宵よいを
ただ泣ないて過すごすの?
それは恋こいしい人ひとが
娘むすめを抱だくから
やさしく触ふれた指ゆびが
忘わすれられずに
枯かれるだけのこの身みが
哀あわれで悲かなしい
あの人ひとの胸むねのなか
香かおれるならば
一いち夜やの命いのちも惜おしまぬのに
百合ゆりは答こたえ甘あまく慄ふるえる
森もりの苔こけの褥しとね
彷徨さまようのは娘むすめ
葉末はずえの間あわいから
夜よる鶯うぐいすは訊たずねる
何故なぜあなたは
ひとり暗くらい小径こみちを
茨いばらに血ちを流ながし
迷まよい込こんだの?
それは恋こいしい人ひとが
去さって行いったから
移うつろい変かわるものは
時ときだけじゃなく
人ひとの愛あいと心こころと
知しってしまったの
愛いとしい腕うでのなかに
戻もどれぬならば
もう夢ゆめの欠片かけらも見みえぬでしょう
長ながい髪かみに薄闇うすやみが散ちる
やがて娘むすめは
朽くちた百合ゆりの根元ねもとに
倒たおれてその目蓋まぶたを
閉とじて動うごかない
乱みだれるように開ひらく
花はなの底そこから
黄金おうごんの花粉かふんが降ふり注そそぐ
移うつろい揺ゆらぐものが
儚はかないのなら
清きよらかなまま昇のぼる
魂たましいはどこへ
白しろい墓標ぼひょうの上うえで
囀さえずる夜よる鶯とりは
天使てんしの翼つばさに憧あこがれて
一晩中ひとばんじゅう
羽搏はばたきました