虫のバラード 歌詞 Team K(AKB48) ふりがな付

俺おれは一人ひとりで
激はげしい雨あめの中なか
ずぶ濡ぬれ
打うたれてたかった
汚よごれた身体からだと
醜みにくい心こころを
洗あらい流ながそうとしてたんだ

こんな時代じだいに
何なにを信しんじて
生いきていったらいいのだろう
問といかけても
答こたえは出でない

傷きずつくことを
恐おそれてはいない
どんなにきつい
道みちのりも
ちっぽけな ちっぽけな俺おれは
前まえのめりに
たった一匹いっぴきの虫むしになる

風かぜに倒たおされ
ぬかるんだ泥どろの中なか
がむしゃらに
這はいつくばってた
きれいなものとは
汗あせとか涙なみだが
洗あらい流ながしてくれたもの

何なにが真実しんじつ
何なにが偽いつわり
頭あたまの中なかで考かんがえても
近道ちかみちしちゃ
答こたえは出でない

死しんでくことを
嘆なげいたりしない
どんなに長ながい
永遠えいえんも
不器用ぶきような 不器用ぶきような俺おれは
振ふり返かえらず
ただの ひたむきな虫むしになる

命いのちの限かぎり
無様ぶざまでもいいさ
地じべたで叫さけぶ
魂たましいよ
生いきること 生いきること 俺おれは
しがみつく

傷きずつくことを
恐おそれてはいない
どんなにきつい
道みちのりも
ちっぽけな ちっぽけな俺おれは
前まえのめりに
たった一匹いっぴきの虫むしになる