いろいろある世よの中なかに何なんにもない人生じんせいで
石橋いしばしを叩たたいてでも渡わたるような性格せいかくは
慎重しんちょうというよりも臆病おくびょうがふさわしい・・
だからまた叩たたきすぎてその橋はしは崩くずれゆく
違ちがう石いしを拾ひろい上あげ再度さいど作つくるその橋はしは
昨日きのうとはまたちょっと違ちがう形かたちをしていて
それをただ見みつめてる・・それだけで心地ここちいい
渡わたる前まえにまた崩くずし今日きょうもそれの繰くり返かえし
先さきへ先さきへ進すすもうと日々ひびそこで開ひらくノート
真まっ白しろい世界せかいとの終おわりなきニラメッコ
どこまでこの静寂せいじゃくは続つづくのかと考かんがえる
それでも続つづける意味いみを日々ひびの詩しに問といかける
73ななじゅうさんの爺じいちゃんが、ある晩ばんこう言いった
『人ひとには皆みんな来きた道みちと行いく道みちがある。』のだと・・・
その意味いみが分わからずに僕ぼくがそこで尋たずねると
その優やさしい唇くちびるは再度さいど僕ぼくにこう言いった
『若わかい人達ひとたちを見みて笑わらったりしてはダメ
そこは以前いぜんお前まえだって通とおったはずの道みちだから・・』
『それに老おいた人ひとたちもそうしてはいけないよ。
そこはやがて誰だれもが皆みんな通とおるはずの道みちだから・・』
その場所ばしょを見みつめれば、人ひとは皆みんな同おなじ道みち
皆みんな同おなじゴールヘとそれぞれに歩あるき出だす。
そこへ向むかう旅人たびびとにこの言葉ことばを持もって行いこう
その道みちその足跡あしあとへ世代せだい越こえたリスペクト
後悔こうかいを残のこさぬよう終おえようと思おもう今日きょう、
限かぎりあるその日々ひびに書かき足たしたこの一行いちぎょう
詩しで綴つづる毎日まいにちをこの肌はだに縫ぬいつけよう。
その先さきに在あるはずのまだ見みない理想郷りそうきょう
側そばに延のびる轍わだちへの憧あこがれを胸むねに秘ひめ、
その隣となりに足跡あしあとを一歩いっぽ一歩いっぽ印しるす日々ひび。
鍵かぎを開あけ進すすむ日々ひび、鍵かぎを掛かけ守まもる日々ひび、
それぞれがそれぞれの「同おなじ日ひの違ちがう時とき」
風かぜに吹ふかれゆらめいて、雨あめに打うたれうつむいて、
時々ときどきその葉はを摘つまれ、時々ときどき踏ふんづけられて
戦たたかいを終おえたとき願ねがう事ことはただひとつ、
最後さいごの日ひはお日様ひさまの光ひかりに涙なみだを流ながす・・
カザミドリは 語かたりと似にた 日々ひびゆらゆら 生いきるだけさ
夢ゆめ抱いだいたあの場所ばしょから 変かわらず今いまも叫さけんでいた・・・
いろいろあるiroiroaru世yoのno中nakaにni何nanにもないnimonai人生jinseiでde
石橋ishibashiをwo叩tataいてでもitedemo渡wataるようなruyouna性格seikakuはha
慎重shinchouというよりもtoiuyorimo臆病okubyouがふさわしいgafusawashii・・
だからまたdakaramata叩tataきすぎてそのkisugitesono橋hashiはha崩kuzuれゆくreyuku
違chigaうu石ishiをwo拾hiroいi上aげge再度saido作tsukuるそのrusono橋hashiはha
昨日kinouとはまたちょっとtohamatachotto違chigaうu形katachiをしていてwoshiteite
それをただsorewotada見miつめてるtsumeteru・・それだけでsoredakede心地kokochiいいii
渡wataるru前maeにまたnimata崩kuzuしshi今日kyouもそれのmosoreno繰kuりri返kaeしshi
先sakiへhe先sakiへhe進susuもうとmouto日々hibiそこでsokode開hiraくkuノnoートto
真maっxtu白shiroいi世界sekaiとのtono終oわりなきwarinakiニラメッコniramekko
どこまでこのdokomadekono静寂seijakuはha続tsuduくのかとkunokato考kangaえるeru
それでもsoredemo続tsuduけるkeru意味imiをwo日々hibiのno詩shiにni問toいかけるikakeru
73nanajuusanのno爺jiiちゃんがchanga、あるaru晩banこうkou言iったtta
『人hitoにはniha皆minna来kiたta道michiとto行iくku道michiがあるgaaru。』のだとnodato・・・
そのsono意味imiがga分waからずにkarazuni僕bokuがそこでgasokode尋tazuねるとneruto
そのsono優yasaしいshii唇kuchibiruはha再度saido僕bokuにこうnikou言iったtta
『若wakaいi人達hitotachiをwo見miてte笑waraったりしてはttarishitehaダメdame
そこはsokoha以前izenおo前maeだってdatte通tooったはずのttahazuno道michiだからdakara・・』
『それにsoreni老oいたita人hitoたちもそうしてはいけないよtachimosoushitehaikenaiyo。
そこはやがてsokohayagate誰dareもがmoga皆minna通tooるはずのruhazuno道michiだからdakara・・』
そのsono場所basyoをwo見miつめればtsumereba、人hitoはha皆minna同onaじji道michi
皆minna同onaじjiゴgoールヘruheとそれぞれにtosorezoreni歩aruきki出daすsu。
そこへsokohe向muかうkau旅人tabibitoにこのnikono言葉kotobaをwo持moってtte行iこうkou
そのsono道michiそのsono足跡ashiatoへhe世代sedai越koえたetaリスペクトrisupekuto
後悔koukaiをwo残nokoさぬようsanuyou終oえようとeyouto思omoうu今日kyou、
限kagiりあるそのriarusono日々hibiにni書kaきki足taしたこのshitakono一行ichigyou
詩shiでde綴tsuduるru毎日mainichiをこのwokono肌hadaにni縫nuいつけようitsukeyou。
そのsono先sakiにni在aるはずのまだruhazunomada見miないnai理想郷risoukyou
側sobaにni延noびるbiru轍wadachiへのheno憧akogaれをrewo胸muneにni秘hiめme、
そのsono隣tonariにni足跡ashiatoをwo一歩ippo一歩ippo印shiruすsu日々hibi。
鍵kagiをwo開aけke進susuむmu日々hibi、鍵kagiをwo掛kaけke守mamoるru日々hibi、
それぞれがそれぞれのsorezoregasorezoreno「同onaじji日hiのno違chigaうu時toki」
風kazeにni吹fuかれゆらめいてkareyurameite、雨ameにni打uたれうつむいてtareutsumuite、
時々tokidokiそのsono葉haをwo摘tsuまれmare、時々tokidoki踏fuんづけられてndukerarete
戦tatakaいをiwo終oえたときetatoki願negaうu事kotoはただひとつhatadahitotsu、
最後saigoのno日hiはおhao日様hisamaのno光hikariにni涙namidaをwo流nagaすsu・・
カザミドリkazamidoriはha 語kataりとrito似niたta 日々hibiゆらゆらyurayura 生iきるだけさkirudakesa
夢yume抱idaいたあのitaano場所basyoからkara 変kaわらずwarazu今imaもmo叫sakeんでいたndeita・・・