「もう逢あえない」と告つげるボクに
「…そっか」とぎこちない仕草しぐさで微笑ほほえむ
夕暮ゆうぐれの公園こうえん 恋人こいびとたち避さけて
二人ふたりはサヨナラに歩あるいてゆく
違ちがう誰だれかに 閉とじた想おもいを注そそいでた
「それでいいから」と 云いう君きみと始はじまって
愛あいしてく事ことを惜おしがって 君きみのぬくもりに甘あまえてた
これ以上いじょう 側そばに居いれない 細ほそい指先ゆびさき 離はなすよ
「最初さいしょから解わかっていたから 気きにすることない」
と君きみはうつむいて
「ラッキーだった」なんて 場違ばちがいなセリフで
はしゃいでみせるから愛いとしくなる
ずっと思おもってた 「好すきになれればいいのに」と
なのに純粋じゅんすいに 消けし去されないもの一ひとつ
奇麗きれいな言葉ことばを欲ほしがって 君きみをひたすら傷きずつけてく
抱だき合あって繋つながらなくて 壊こわれてく絆きずながある
もうすぐ途切とぎれる 道みちの手前てまえで立たち止どまり
「ゴメン」一言ひとことの 終おわりしかないなんて
愛あいされる事ことを惜おしがって 失なくすのを悔くやみかけるから
「あなただけ悪わるくはない」と 赦ゆるすように云いわないで
振ふり切きる想おもい 切せつなくなる 今いまなら間まに合あう気きがしてる
それだけじゃ だけどいけない 一人ひとりの君きみに還かえすよ
「もうmou逢aえないenai」とto告tsuげるgeruボクbokuにni
「…そっかsokka」とぎこちないtogikochinai仕草shigusaでde微笑hohoeむmu
夕暮yuuguれのreno公園kouen 恋人koibitoたちtachi避saけてkete
二人futariはhaサヨナラsayonaraにni歩aruいてゆくiteyuku
違chigaうu誰dareかにkani 閉toじたjita想omoいをiwo注sosoいでたideta
「それでいいからsoredeiikara」とto 云iうu君kimiとto始hajiまってmatte
愛aiしてくshiteku事kotoをwo惜oしがってshigatte 君kimiのぬくもりにnonukumorini甘amaえてたeteta
これkore以上ijou 側sobaにni居iれないrenai 細hosoいi指先yubisaki 離hanaすよsuyo
「最初saisyoからkara解wakaっていたからtteitakara 気kiにすることないnisurukotonai」
とto君kimiはうつむいてhautsumuite
「ラッキrakkiーだったdatta」なんてnante 場違bachigaいなinaセリフserifuでde
はしゃいでみせるからhasyaidemiserukara愛itoしくなるshikunaru
ずっとzutto思omoってたtteta 「好suきになれればいいのにkininarerebaiinoni」とto
なのにnanoni純粋junsuiにni 消keしshi去saれないものrenaimono一hitoつtsu
奇麗kireiなna言葉kotobaをwo欲hoしがってshigatte 君kimiをひたすらwohitasura傷kizuつけてくtsuketeku
抱daきki合aってtte繋tsunaがらなくてgaranakute 壊kowaれてくreteku絆kizunaがあるgaaru
もうすぐmousugu途切togiれるreru 道michiのno手前temaeでde立taちchi止doまりmari
「ゴメンgomen」一言hitokotoのno 終oわりしかないなんてwarishikanainante
愛aiされるsareru事kotoをwo惜oしがってshigatte 失naくすのをkusunowo悔kuやみかけるからyamikakerukara
「あなただけanatadake悪waruくはないkuhanai」とto 赦yuruすようにsuyouni云iわないでwanaide
振fuりri切kiるru想omoいi 切setsuなくなるnakunaru 今imaならnara間maにni合aうu気kiがしてるgashiteru
それだけじゃsoredakeja だけどいけないdakedoikenai 一人hitoriのno君kimiにni還kaeすよsuyo