ラストシーン 歌詞 SMAP ふりがな付

季節外きせつはずれの波なみに揺ゆれてる 眩まぶしすぎた夏なつの記憶きおく
しぶきの中なかへ駆かけだす君きみの ハシャぐ背中せなか眺ながめてた

あの日ひの僕ぼくらは この水平線すいへいせんに 何なにを想おもってたろう?
優やさしい風かぜに包つつまれながら

今日きょうまでは 大だいキライなままでいたかった
君きみのこと全部ぜんぶ忘わすれるため
大だいキライなままでいたかった
悲かなしみが波音なみおとに溶とけていくまで
今頃いまごろになって痛いたみだす胸むねが
モノクロームのラストシーンを
映うつしている

幼おさない頃ころに海うみへ流ながした 蒼あおく光ひかるガラス瓶びんは
今頃いまごろどこへ向むかってるだろう 消きえていったゆめを乗のせ

人ひとは無意識むいしきに 大事だいじなモノまで 失なくしてしまうから
逢あいたい時ときはどこにもいない

今日きょうまでは 大だいキライなままでいたかった
君きみのこと全部ぜんぶ忘わすれるため
大だいキライなままでいたかった
香かおりさえも涙なみだに溶とけてくまで
今頃いまごろになって込こみ上あげる胸むねに
モノクロームのラストシーンは
滲にじんでいく

今日きょうまでは 大だいキライなままでいたかった
君きみのこと全部ぜんぶ忘わすれるため
大だいキライなままでいたかった
悲かなしみが波音なみおとに溶とけていくまで
大だいキライなままでいたかった
いつか終おわりがくると知しっていたのなら
今頃いまごろになって痛いたみだす胸むねが
モノクロームのラストシーンを
映うつし続つづけてる

映うつしている