群青 歌詞 シシド・カフカ ふりがな付

群青ぐんじょうに染そまる空そらは 夜よるの続つづきを囁ささやき
午前ごぜん3時じの街まち 眠ねむたそうに色付いろづいている

肌はだに纏まとい付つく風かぜが 明日あすを曖昧あいまいにする
誰だれかのはしゃぐ声こえ 眉まゆを寄よせてため息いきをつく

ずっとこの儘まま宛あてもなく
歩あるき続つづけたら
叶かなうモノはどれ位くらい在あるだろう

中途半端ちゅうとはんぱな私わたし
太陽たいようを探さがしている
朝あさを待まつこの街まちみたいに

夜空よぞらが白しろみを帯おびて 街まちを包つつみ始はじめている
駅えきに向むかう人ひとの今日きょうは 何時いつ始はじまったの

流ながれに逆さからってみる 無駄むだに時間じかんを潰つぶして
小ちいさく鳴ないた猫ねこ 同おなじ様ような目めをしている

ずっと真まっ直すぐなヒカリが
バランスの悪わるい私わたしを照てらす
夜明よあけが恐こわくて

いつも隙間すきまを埋うめる為ために
ただ歩あるいていた
疲つかれて眠ねむれる様ように
夢ゆめが見みられる様ように

中途半端ちゅうとはんぱな日々ひびで
立たち止どまる勇気ゆうきもないの
朝あさはすぐ其処そこなのに

街まちが目めを覚さまして行いく
人ひとの波なみは小ちいさな私わたしを
通とおり過すぎて行いく

風かぜが優やさしく背せを押おして
歩あるく事ことの意味いみをまた教おしえている
そんな空そらの青あおさ

もう少すこし歩あるいたら
私わたしも家いえに帰かえろう
新あたらしい今日きょうの為ために