ブリキの月 歌詞 セカイイチ ふりがな付

あなたがくれた 胸むねに穴あなの空あいたTシャツ
「なんでも話はなしてね」と ためらいの服ふくを脱ぬいだ

夕方ゆうがたに光ひかる ブリキの月つきが嘘うそをついて
空そらを騙だましてる 僕ぼくにウインクしながら

嘘うそも本当ほんとうも愛あいしている 君きみは欲ほしがってた リアリティ
後うしろを向むいた 君きみの背中せなかに 何なにも言いえなくなった

遠とおくを見みつめた 君きみの瞳ひとみが滲にじみをおび
目めが離はなせないよ 沈黙ちんもくが距離きょりを生うんだ

嘘うそも本当ほんとうも信しんじている 君きみは欲ほしがってた リアリティ
後うしろを向むいた 君きみの背中せなかは とても小ちいさく見みえた

まだいかんせん 僕ぼくは未完成みかんせい
君きみもいかんせん まだ未完成みかんせい
本当ほんとうの言葉ことばが 君きみを苦くるしめた
戻もどってくる記憶きおく 確たしかめながら

あなたがくれた 胸むねに穴あなの空あいたTシャツ
なんでも話はなしたけど まだ穴あなは空あいたまま

嘘うそも本当ほんとうも愛あいしている 君きみは欲ほしがってた リアリティ
振ふり返かえった君きみは 小ちいさく 僕ぼくにうなずいていた