月食 歌詞 ピコ ふりがな付

見慣みなれた景色けしきは やがて 色褪いろあせて
二人ふたりの写真しゃしんは どこに しまえばいいのか

ゆらゆらと 人波ひとなみに紛まぎれて
切せつなさに 寂さびしさを上かみ塗ぬる

君きみの瞳ひとみに涙なみだ 止とまらない雨あめ
僕ぼくの瞳ひとみは欠かけた真昼間まっぴるまの月つき
例たとえ優やさしく照てらせなくても
いつの日ひか光ひかりが射さすように
その時ときには あの日ひみたいに笑わらって

離はなしたくないと 時計とけいの針はりを重かさねた
当あたり前まえに長針ちょうしんは 短針たんしんを追おい越こしていった

くらくらと 止とまった部屋へやの中なか
窓まどの外そと 季節きせつが終おわっていく

君きみの瞳ひとみに涙なみだ 止とまらない雨あめ
僕ぼくの瞳ひとみは欠かけた真昼間まっぴるまの月つき
それでもいつか…信しんじていたのは
相あい見みえない月食げっしょくの世界せかい

君きみの瞳ひとみに涙なみだ 止とまらない雨あめ
僕ぼくの瞳ひとみは欠かけた真昼間まっぴるまの月つき
例たとえ優やさしく照てらせなくても
いつの日ひか光ひかりが射さすように
その時ときには あの日ひみたいに笑わらって