神風 歌詞 FANATIC◇CRISIS ふりがな付

陽ひは出いずる、それぞれの闇やみに
きこえるかい あの謳うたが
風かぜは吹ふく 止やむコトはなく
そう言葉ことばもなく ただ僕ぼくは生いきる

龍りゅうに乗のって 天てんを舞まって
遥はるか遥はるか古いにしえの夢ゆめを見みた
かごめ、かごめ 後うしろの正面しょうめんだぁれ?

神風かみかぜよ この胸むねに この時代じだいに
光ひかりを連つれて 吹ふきたまえ
幾千いくせんのトキを越こえて
この唄うたも 喘あえぐ声こえも
もとはひとつから始はじまって
まだ見みぬ世界せかいへ

箱舟はこぶねは 荒あれた海原うなばらを
辿たどり着つく事ことを信しんじ

夜よるを越こえ 朝あさを越こえ
いくつもの時間じかんが通とおり過すぎる
かごめ、かごめ 後うしろの正面しょうめんだぁれ?

神風かみかぜよ 猛猛たけだけしく
この世界せかいの淀よどみを消けしてくれたまえ
僕等ぼくらが積つみ上あげたもの
この唄うたも 喘あえぐ声こえも
もとはひとつのものなんだろう
まだ見みぬ世界せかいへ

―まだ見みぬ光ひかりへ