竜馬の一生 歌詞 秋山涼子 ふりがな付

黒潮くろしおの怪かい男児だんじ
こんな小ちいさな 土佐ところにいては
日ひの本もと 動うごかす 梃てこにはなれん
行いくと決きめたら いごっそう
よさこい節ぶしを 背せに聞きいて
七ななつの海うみへ 海援隊かいえんたいと
あばれ竜馬りゅうめが はしり行いく

腰こしの刀かたながもの言いうて
世間せけんをあるく 時代じだいは去さった
葵あおいはしおれて 鎖国さこくを開ひらく
船中八策せんちゅうはっさく ふところに
菊きくの大輪おおわ 咲さかせて見みせる
みませ(御畳瀬みませ) 見みせましょ
浦戸うらとを あけて
月つきの名所めいしょは 桂浜かつらはま
ヨサコイ ヨサコイ

霜月しもつきの京きょうの街まち
深ふかいねむりも 満月まんげつ無情むじょう
狂くるった刃やいばに 飛とび散ちる血潮ちしお
夢ゆめがちぎれて 風かぜが泣なく
おりょうの声こえか まぼろしか
夜明よあけも近ちかい 京都みやこの嵐あらし
おとこ竜馬りゅうめは 地ちに還かえる