雨あめの音おとが夢ゆめに触ふれて目覚めざめた
夢ゆめ現うつつを彷徨うろついながら気付きづいた
夢ゆめじゃなかった
誰だれかに教おそわった訳わけじゃなく
僕ぼくらは昨日きのう見みた夢ゆめの忘わすれて方ほうを知しってて
そんなふうにして
君きみは僕ぼくを
僕ぼくは君きみを
忘わすれていくんだ
風かぜのない夜よるの水際みずぎわに羽はねのない想おもいを浮うかべよう
そっと
もう戻もどることのないように水面すいめんの月つきを夜標やひょうにして
ずっと
もう振ふり返かえらないように
雨ameのno音otoがga夢yumeにni触fuれてrete目覚mezaめたmeta
夢yume現utsuつをtsuwo彷徨urotsuいながらinagara気付kiduいたita
夢yumeじゃなかったjanakatta
誰dareかにkani教osoわったwatta訳wakeじゃなくjanaku
僕bokuらはraha昨日kinou見miたta夢yumeのno忘wasuれてrete方houをwo知shiっててttete
そんなふうにしてsonnafuunishite
君kimiはha僕bokuをwo
僕bokuはha君kimiをwo
忘wasuれていくんだreteikunda
風kazeのないnonai夜yoruのno水際mizugiwaにni羽haneのないnonai想omoいをiwo浮uかべようkabeyou
そっとsotto
もうmou戻modoることのないようにrukotononaiyouni水面suimenのno月tsukiをwo夜標yahyouにしてnishite
ずっとzutto
もうmou振fuりri返kaeらないようにranaiyouni