デッドエンドストリート 歌詞 Mah ふりがな付

錆さびたアーケードの空そらと一番街いちばんがいの淵ふち
思考しこうを止とめて歩あるいた

首くびは断たたれて動うごかすべき体からだの無ないまま
指先ゆびさきへ信号しんごうを送おくり続つづけた

ガラスに映うつった顔かおが分わからない
連つれて行いこうと引ひいていたはずの手てもすり抜ぬけて
曇くもったままじゃ見失みうしなうはずだと分わかっていたのに

二に番街ばんがいの尻尾しっぽまで 行ゆく手てを遮さえぎるものはない
ディスプレイの退屈たいくつが羨うらやんではこちらを眺ながめてる
横道よこみちのモグラがつられて這はい出だした
メイン通どおりを闊歩かっぽしてはじめてあげる声こえは
デッドエンドへ響ひびいて罅ひびを入いれる
いつか終おわりが来きても構かまわないけど今日きょうは嫌いやだった

ガラスに映うつった君きみが分わからない
この先さきしか行いける所ところが無ないと言いうなら
その日ひ一日いちにちを生いき永ながらえさせたあの歌うたを覚おぼえているなら

何なにが君きみを泣なかせないんだ
何なにが君きみを泣なかせないんだ
何なにを
何なにを眺ながめて涙なみだしたんだ

何なにが誰だれに探さがされたいんだ
何なにが誰だれに探さがされたいんだ
何なにを
何なにを考かんがえているんだ

今日きょうという一日いちにちを生いき永ながらえさせてくれたあの歌うたなら覚おぼえている