よみ:りゅうのたにとたいようのとりで
龍の谷と太陽の砦 歌詞
友情
感動
恋愛
元気
結果
- 文字サイズ
- ふりがな
- ダークモード
深ふかい深ふかい谷たにの奥おくに
彼かれらの棲家すみかがひっそりとあった
龍りゅうたちの住すまう谷たに
そこへ置おき去ざりにされた
赤あかん坊ぼうが一人ひとり
それを見みつけた龍りゅうも困こまり果はてたが
共ともに生いきると決きめた
龍りゅうと人ひと
けれどまるで家族かぞくのように暮くらし
大おおきくなった
やがて外そとを知しりたくなった
止とめられたとしても
「どいてくれ!
僕ぼくは知しりたいんだ、自分じぶんのこと」
見みたこともないような
生うまれた街まちだとか
知しらないことはもう全部ぜんぶ
「行いかないで!」
龍りゅうだって、そんな風ふうに言いいたかったけれど
「なら私わたしもともについて行いこう」
龍りゅうであることを捨すてて、今いま
目めにするものが
すべて初はじめての少年しょうねんは
光ひかる街まちをただ愕然がくぜんと見みていた
何なにもかも忘わすれて
彼かれはすぐ街まちに溶とけ込こんでいく
龍りゅうの心配しんぱいなんかはよそに
「ここで生いきていくことを決きめたよ」
笑わらって言いうんだね
泣ないてくれ
そんな風ふうに思おもうことはわがままなのかな
君きみが幸しあわせなら、そんな風ふうに思おもうけど
育そだったあの谷たにのこと忘わすれちゃうの?いつか
それはとても寂さびしいけど
もう何なにも私わたしは言いえないよ
君きみの中なかから消きえようとも
もうずいぶん大おおきくなったね
もう一人ひとりでも大丈夫だいじょうぶだね
人間にんげんじゃない私わたしはただ
何なにもできないから
さよならも言いわないで
龍りゅうはただ姿すがたを消けした
「人間にんげんじゃないから」
「いつか邪魔じゃまになるから」
そう手紙てがみに残のこして
龍りゅうの谷たにを出でても
泣なかないで笑わらえたのは
ただ君きみがそこにいてくれたからなんだよ
そうなんだよ
彼かれらの棲家すみかがひっそりとあった
龍りゅうたちの住すまう谷たに
そこへ置おき去ざりにされた
赤あかん坊ぼうが一人ひとり
それを見みつけた龍りゅうも困こまり果はてたが
共ともに生いきると決きめた
龍りゅうと人ひと
けれどまるで家族かぞくのように暮くらし
大おおきくなった
やがて外そとを知しりたくなった
止とめられたとしても
「どいてくれ!
僕ぼくは知しりたいんだ、自分じぶんのこと」
見みたこともないような
生うまれた街まちだとか
知しらないことはもう全部ぜんぶ
「行いかないで!」
龍りゅうだって、そんな風ふうに言いいたかったけれど
「なら私わたしもともについて行いこう」
龍りゅうであることを捨すてて、今いま
目めにするものが
すべて初はじめての少年しょうねんは
光ひかる街まちをただ愕然がくぜんと見みていた
何なにもかも忘わすれて
彼かれはすぐ街まちに溶とけ込こんでいく
龍りゅうの心配しんぱいなんかはよそに
「ここで生いきていくことを決きめたよ」
笑わらって言いうんだね
泣ないてくれ
そんな風ふうに思おもうことはわがままなのかな
君きみが幸しあわせなら、そんな風ふうに思おもうけど
育そだったあの谷たにのこと忘わすれちゃうの?いつか
それはとても寂さびしいけど
もう何なにも私わたしは言いえないよ
君きみの中なかから消きえようとも
もうずいぶん大おおきくなったね
もう一人ひとりでも大丈夫だいじょうぶだね
人間にんげんじゃない私わたしはただ
何なにもできないから
さよならも言いわないで
龍りゅうはただ姿すがたを消けした
「人間にんげんじゃないから」
「いつか邪魔じゃまになるから」
そう手紙てがみに残のこして
龍りゅうの谷たにを出でても
泣なかないで笑わらえたのは
ただ君きみがそこにいてくれたからなんだよ
そうなんだよ