時代おくれの子守唄 歌詞 木原たけし ふりがな付

本籍地ほんせきちなら 北きたの果はて
現住所げんじゅうしょなら 風かぜに聞きけ
生うまれ在所ざいしょも 忘わすれたが
夢ゆめに疲つかれた 風来坊ふうらいぼう
ゆらり ゆらゆら
ゆらり ゆらゆら
時代じだいおくれの子守唄こもりうた

話はなし相手あいても 銭ぜにもない
愚痴ぐちじゃないけど 淋さびしいね
惚ほれたあいつの なみだ顔かお
小石こいしけ飛とばし 思おもい出だす
ゆらり ゆらゆら
ゆらり ゆらゆら
時代じだいおくれの子守唄こもりうた

どうせ酔よいどれ 一人寝ひとりねにゃ
毛布もうふ一枚いちまい あればいい
ゴロリ手枕たまくら こんな夜よるは
酒さけよお前まえと 二人連ふたりづれ
ゆらり ゆらゆら
ゆらり ゆらゆら
時代じだいおくれの子守唄こもりうた

おふくろ今頃いまごろ どうしてか
便たより書かくのも 辛つらくなる
拝啓はいけいご無沙汰ぶさた そのあとは
文字もじも途切とぎれて 夜よるが明あけた
ゆらり ゆらゆら
ゆらり ゆらゆら
時代じだいおくれの子守唄こもりうた