上身かみの煌きらめきよ 鞘さやなる心こころよ 審ただす神者さにわの
付喪つくもに 宿やどれ
振ふり切きれ難がたき 主君きみへの 想おもい 掻かき乱みだれて
運命さだめの 侭ままに 別離わかれを 容いれる 切せつなさよ
然そう迄までも 只ただ 誓ちかう程ほど 欺瞞ぎまんの徒等とらを
抛ほりて置おけぬ
上身かみの煌きらめきよ 鞘さやなる心こころよ 審ただす神者さにわの
付喪つくもに 宿やどれ
重かさなる 刃金はがねの 凭よりて継つがう 白しろい刃音はねよ
舞まいて 歴史ときを生ならせ
虚うつろに響ひびく 良よしなの 祷いのり 打うち拉ひしげて
刻ときの 貌かおが 醜みにくく 歪ゆがむ 悔くやしさよ
鋒きっさきで 質ただし合あうとも 次元じげんの違たがえ
凝こりて 固かたみ往ゆく
靂かみのふるめきよ はばきの辭ことばよ
無常むじょうの 滾たぎりに 報むくえ
掠かすめる 族やからの 穢あいで染そまる 禍根かこんの雲くも
裂さいて 天てんを霽はらせ
終ついを 告つげる 月つきの光ひかりが 毀こぼれた 総身そうみに 散ちれど
忌いまわしき 穢けがれを纏まとう 彼あの 手てを 払はらいて
上身かみの煌きらめきよ 鞘さやなる心こころよ 審ただす神者さにわの
付つき喪つくもに 宿やどれ
重かさなる 刃金はがねの 凭よりて継つがう 白しろい刃音はねよ
舞まいて 飛とべるならば
決けっして 絶たえないで 契ちぎりの 勇士ゆうしよ
無道むどうの 追儺ついなを 遂とげて
永久とわに存ながらえぬ 命いのちをこそ 刻きざになぞり
鳴ならせ 白刃はくじんの聲こえは 爪音つまおと
上身kamiのno煌kiraめきよmekiyo 鞘sayaなるnaru心kokoroよyo 審tadasu神者saniwaのno
付喪tsukumoにni 宿yadoれre
振fuりri切kiれre難gataきki 主君kimiへのheno 想omoいi 掻kaきki乱midaれてrete
運命sadameのno 侭mamaにni 別離wakareをwo 容iれるreru 切setsuなさよnasayo
然soうu迄madeもmo 只tada 誓chikaうu程hodo 欺瞞gimanのno徒等toraをwo
抛hoりてrite置oけぬkenu
上身kamiのno煌kiraめきよmekiyo 鞘sayaなるnaru心kokoroよyo 審tadasu神者saniwaのno
付喪tsukumoにni 宿yadoれre
重kasaなるnaru 刃金haganeのno 凭yoりてrite継tsuがうgau 白shiroいi刃音haneよyo
舞maいてite 歴史tokiをwo生naらせrase
虚utsuろにroni響hibiくku 良yoしなのshinano 祷inoりri 打uちchi拉hishiげてgete
刻tokiのno 貌kaoがga 醜minikuくku 歪yugaむmu 悔kuyaしさよshisayo
鋒kissakiでde 質tadaしshi合aうともutomo 次元jigenのno違tagaえe
凝koりてrite 固kataみmi往yuくku
靂kaminofurumekiよyo はばきのhabakino辭kotobaよyo
無常mujouのno 滾tagiりにrini 報mukuえe
掠kasuめるmeru 族yakaraのno 穢aiでde染soまるmaru 禍根kakonのno雲kumo
裂saいてite 天tenをwo霽haらせrase
終tsuiをwo 告tsuげるgeru 月tsukiのno光hikariがga 毀koboれたreta 総身soumiにni 散chiれどredo
忌iまわしきmawashiki 穢kegaれをrewo纏matoうu 彼aのno 手teをwo 払haraいてite
上身kamiのno煌kiraめきよmekiyo 鞘sayaなるnaru心kokoroよyo 審tadasu神者saniwaのno
付tsuki喪tsukumoにni 宿yadoれre
重kasaなるnaru 刃金haganeのno 凭yoりてrite継tsuがうgau 白shiroいi刃音haneよyo
舞maいてite 飛toべるならばberunaraba
決kextuしてshite 絶taえないでenaide 契chigiりのrino 勇士yuushiよyo
無道mudouのno 追儺tsuinaをwo 遂toげてgete
永久towaにni存nagaraえぬenu 命inochiをこそwokoso 刻kizaになぞりninazori
鳴naらせrase 白刃hakujinのno聲koeはha 爪音tsumaoto