恋雪 歌詞 daisuke katayama ふりがな付

はらりはらり手てのひらに恋こい雪ゆき 空そら見上みあげて呟つぶやく"君きみが好すき"
ねぇ いつか溶とけてしまう輝かがやきに 願ねがい込こめるよ
もしこの夜よるに 君きみと出逢であえたなら 二度にどと離はなさない

人ひとで賑にぎわう交差点こうさてん 足踏あしぶみしてる信号しんごう待まち
かじかむ指先ゆびさきのせいで 冷ひえてしまった缶かんコーヒー
君きみのことを考かんがえながら 鼻はなまでうずめたマフラー
左胸ひだりむねのあたりだけが 不意ふいにあったかくなった

今夜こんや 会あえないかなぁ? 色いろめき出だした街まちをかけぬけたい
どんなイルミネーションより 飾かざらない君きみの顔かおが見みたい

はらりはらり手てのひらに恋こい雪ゆき 空そら見上みあげて呟つぶやく"君きみが好すき"
もう 大おおきくなりすぎたこの気持きもち 一人ひとりきりじゃとても抱かかえきれないよ
あぁ 空そらにあずけた祈いのり 君きみを浮うかべるたび涙なみだほろり
ねぇ いつか溶とけてしまう輝かがやきに 願ねがい込こめるよ
もしこの夜よるに 君きみと出逢であえたなら
ぎゅっと抱だき寄よせて 二度にどと離はなさない

「戻もどるなら今いまのうち」と 臆病おくびょうな僕ぼくがささやく
「失うしないたくないんだよ」と もう一人ひとりの僕ぼくが逆さからう

今度こんどじゃ駄目だめなんだ いま感かんじてる気持きもち伝つたえたいんだ
うっすらと積つもった雪ゆき 最初さいしょの足跡あしあとを踏ふみしめるよ

ひらりひらり舞まい踊おどる恋こい雪ゆき 走はしる足あしに弾はずむ白しろい吐息といき
うん 北風きたかぜが二人ふたりを切きり裂さいても 約束やくそくするよ
きっと僕ぼくが 人波ひとなみに埋うもれそうな
君きみの手てを 引ひき寄よせるから

君きみの街まちが近ちかづくにつれて 逃にげたいくらい胸むねは苦くるしくなるけど
君きみがいない未来みらいのほうがずっと
それ以上いじょうに苦くるしいってことに気付きづいてしまったんだ

はらりはらり手てのひらに恋こい雪ゆき 胸むねの奥おくで叫さけぶよ"君きみが好すき"
もう 煩わずらわしいほどのこの気持きもち 何なにもかもすべて伝つたえてしまいたいよ
あぁ 空そらにあずけた祈いのり 君きみを浮うかべるたび涙なみだほろり
ねぇ いつか溶とけてしまう輝かがやきに 願ねがい込こめるよ
もしこの夜よるに 君きみと出逢であえたなら
ぎゅっと抱だき寄よせて 二度にどと離はなさない